特許
J-GLOBAL ID:200903035711388986

フラッシュメモリの消去回数管理方法及びそれを用いたデータ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-272439
公開番号(公開出願番号):特開平11-110983
出願日: 1997年10月06日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】データ書き換え中の停電発生時でも管理情報領域が保存され、管理情報領域を縮小することができ管理セクタが早く規定消去回数に達するという事態を回避可能なフラッシュメモリの消去回数管理方法を実現する。【解決手段】管理対象データセクタが未消去のときは管理セクタの第1〜nバイトのデータは全て$FFで対象データセクタの1度目の消去で管理セクタの第1バイトB1に$7Fを書きD7ビットを“0"にする。対象データセクタの2〜7度目の消去毎に第1バイトB1のD6〜D1ビットを“0"とし、対象データセクタに8度目消去で第1バイトB1に$00を書き第1バイトB1のD0ビットを“0"にする。管理セクタが全部でnバイトなら対象データセクタの(8×n-1)度目の消去で第nバイトBnに$01を書き第nバイトBnのD1ビットを“0"にする。データセクタの8×n度目の消去で第nバイトBnに$00を書き第nバイトBnのD0ビットを“0"にする。
請求項(抜粋):
消去回数に制限があり、特定単位バイトであるセクタ毎に消去を行い、消去されることによりセクタ内のデータはビット単位で値がすべて“1”になり、書き込み動作はビットの値に対し“1”から“0”、“1”から“1”、“0”から“0”が許される不揮発性メモリであるフラッシュメモリの消去回数管理方法において、複数のセクタに対して、単一のセクタを管理セクタとして割り当て、この管理セクタを、管理する複数のセクタのそれぞれに対応した領域に分割し、管理対象セクタが消去される毎に、管理セクタ内の上記管理対象セクタに対応する領域の複数バイトの中の連続するビットに順次“0”を書き込んで消去回数をカウントしていくことにより、消去回数に制限があるフラッシュメモリの寿命を管理することを特徴とするフラッシュメモリの消去回数管理方法。
FI (2件):
G11C 17/00 612 F ,  G11C 17/00 601 B

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