特許
J-GLOBAL ID:200903035714829436
過負荷に対する安全機能を備えた動力伝達機構及び該動力伝達機構を備えたプリンタ用リボン送り機構
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 徹男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-103722
公開番号(公開出願番号):特開平6-286278
出願日: 1993年04月07日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 過負荷が作用した時、駆動軸と被駆動軸とを自動的に完全に分離、非接触状態に維持し、いずれの部材も損傷されない動力伝達機構を提供する。【構成】 同軸上に配置されそれぞれの一端部において互いに係合して回転トルクを伝達するようになっている駆動軸と被駆動軸とを含む動力伝達機構。駆動軸と被駆動軸の少なくともいずれか一方の軸の一端部に、該軸の軸方向に突出する歯状部を、該歯状部の該軸の円周方向での一壁面が、該軸の軸線を横切る平面に対し所定の角度で斜めに立ち上がるようにして設け、他方の軸の一端部には一方の軸の歯状部の壁面に当接し摺動可能な当接部を設ける。動軸と被駆動軸のいずれか一方は軸方向移動可能である。さらに、該軸方向移動可能な軸を、動力伝達位置と、両軸が軸方向において完全に離間した離脱位置とに、克服可能な弾性力をもって位置決めし保持可能な位置決め保持手段を設ける。
請求項(抜粋):
同軸上に配置されそれぞれの一端部において互いに係合して回転トルクを伝達するようになっている駆動軸と被駆動軸とを含んでなる動力伝達機構において、前記駆動軸と被駆動軸の少なくともいずれか一方の軸の前記一端部に、該軸の円周方向に一定の幅を有して該軸の軸方向に突出する歯状部を、該歯状部の該軸の円周方向での一壁面が、該軸の軸線を横切る平面に対し所定の角度で斜めに立ち上がるようにして設け、前記駆動軸と被駆動軸のうちの他方の軸の前記一端部には前記歯状部の壁面に当接し摺動可能な当接部を設け、前記駆動軸と被駆動軸のいずれか一方を軸方向移動可能に、他方を軸方向移動不能に構成し、該軸方向移動可能な軸を、前記当接部が前記壁面に当接する動力伝達位置と、前記当接部の先端が前記歯状部の先端から軸方向において完全に離間した離脱位置とに、克服可能な弾性力をもって位置決めし保持可能な位置決め保持手段を設けたことを特徴とする動力伝達機構。
IPC (3件):
B41J 33/22
, F16D 11/10
, F16H 35/10
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