特許
J-GLOBAL ID:200903035715077250

DNAのポリメラーゼ連鎖反応をモニタする装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-549942
公開番号(公開出願番号):特表2003-524754
出願日: 1999年05月17日
公開日(公表日): 2003年08月19日
要約:
【要約】光学器械は、反応装置内のDNAのPCR複製をモニタする。この反応装置は、二本鎖のDNAが存在するときに蛍光を発する染料を含んでいる反応成分の小びんを有する温度サイクルブロックを有する。ビームスプリッタは、励起ビームを小びんに通過させて染料から蛍光を発光させる。染料からの発光ビームは、ビームスプリッタによってCCD検出器に達する。CCD検出器から、プロセッサはDNA濃度を計算する。複数の基準エミッタを有する基準片は、強度の異なる参照ビームを発する。これから、プロセッサは、ドリフトを補償するための最適エミッタを選択する。露出時間は、CCDおよびプロセッサの最適ダイナミックレンジ内に維持されるように自動的に調整される。ビームスプリッタおよび関連する光フィルタのモジュールは、選択された染料と関係し、染料が異なる場合に入れ替え可能である。
請求項(抜粋):
反応用の成分の懸濁液を含んでいる少なくとも一つの小びんを保持する熱サイクルブロックを含む反応装置のDNAのポリメラーゼ連鎖反応複製をモニタするための光学機器であって、 前記成分はDNAの存在に比例して蛍光を発する蛍光性一次染料を含み、 一次の染料を発光周波数で蛍光発光させる一次の励起周波数を少なくとも有するソースビームを発する光源と、 励起周波数を有する励起ビームに作用するソースビームを受け入れるように配置された第1の手段と、 各懸濁液に励起ビームを焦点に結ばせるように配置されて、一次の染料が発光周波数を有する発光ビームを発する一次のフォーカス手段とを有し、発光ビームは各懸濁液のDNAの濃度を表す強度を有し、フォーカス手段は発光ビームを受け取ると共に通過させ、 発光周波数の発光ビームをより遠くに通過させるようにフォーカス手段からの発光ビームを受け入れるように配置された第2の手段と、 発光ビームを焦点に結ばせるための発光フォーカス手段と、 発光ビームが検出器に焦点に結ぶように、第2の手段および発光フォーカス手段からの発光ビームを受け入れるように配置された検出器を有し、検出器は発光ビームを表す一次のデータ信号を生成し、これによって各小びんのDNAの対応する濃度を生成し、 1次信号データとDNAの対応する濃度とを計算するための一次のデータ信号を受けとる処理手段とを有することを特徴とする光学機器。
IPC (2件):
G01N 21/64 ,  C12Q 1/68
FI (2件):
G01N 21/64 F ,  C12Q 1/68 A
Fターム (30件):
2G043AA01 ,  2G043BA16 ,  2G043CA04 ,  2G043DA02 ,  2G043EA01 ,  2G043GA07 ,  2G043GB07 ,  2G043GB21 ,  2G043HA01 ,  2G043HA02 ,  2G043HA03 ,  2G043HA09 ,  2G043HA11 ,  2G043JA04 ,  2G043KA02 ,  2G043KA03 ,  2G043KA05 ,  2G043LA03 ,  2G043MA01 ,  2G043MA12 ,  2G043NA01 ,  2G043NA05 ,  2G043NA11 ,  2G043NA13 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR08 ,  4B063QR66 ,  4B063QS25 ,  4B063QS39 ,  4B063QX02
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 複増幅反応の同時観測および分析方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-239740   出願人:エフ・ホフマン-ラロシユアーゲー
  • ウェルプレート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-228740   出願人:株式会社ニコン
  • 特開昭57-186169
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