特許
J-GLOBAL ID:200903035718766226
免震装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-007281
公開番号(公開出願番号):特開平9-195573
出願日: 1996年01月19日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 積層ゴム及び空気ばねによる鉛直成分及び水平成分の周期が地震の入力周期帯に含まれて共振し地震入力が増幅するおそれがあった。共振を抑えるためには鉛直方向の振動を抑える鉛直ダンパを設ける必要があった。【解決手段】 積層ゴムアイソレータ1と空気ばね3とが基礎5と免震される構造物7との間に配置されている。空気ばねは構造物の底面に固定された上部プレート17と中間プレート11との間に配置され、両者の間には、板ばね21が併設されている。板ばねは、二枚の薄鋼板21a,21bを板厚方向に湾曲加工してそれぞれの一端面同士を固定的に緊結することにより、他端面が所定間隙を有して対面する構造となっており、該他端面が中間プレートと上部プレートとにそれぞれ緊結されている。このような構造の板ばねは、水平方向の剛性が高く、鉛直方向の剛性が低くなっており、空気ばねの水平剛性を高めることによって、水平方向及び鉛直方向の周期に対する2次固有周期が地震の入力波成分と共振することなく良好な免震応答とすることができる。
請求項(抜粋):
水平方向の剛性が低く鉛直方向の剛性が高いばね特性を有する水平方向免震部、及び水平方向の剛性が高く鉛直方向の剛性が低いばね特性を有する鉛直方向免震部のいずれかを基礎側と免震対象物側との間に備えた免震装置であって、前記基礎側と免震対象物側との間に、前記水平方向または鉛直方向の剛性のうち剛性が低い方向の剛性が低く、かつ、他の方向の剛性が高いばね特性を付与したことを特徴とする免震装置。
IPC (4件):
E04H 9/02 331
, E04B 1/34
, E04B 1/36
, F16F 15/04
FI (4件):
E04H 9/02 331 B
, E04B 1/34 H
, E04B 1/36 Z
, F16F 15/04 A
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