特許
J-GLOBAL ID:200903035722262275

可変静翼型ターボチャージャ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-118953
公開番号(公開出願番号):特開平11-311125
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】比較的簡単な構造のエアシリンダを用いても、エンジンの低速から高速までの広い範囲にわたって最適な量の空気をエンジンに供給できる。【解決手段】タービン12のノズル面積を複数段に切換え可能なエアシリンダ16のピストンロッド16aが静翼にリンク機構29を介して接続され、エアシリンダ及び圧縮エア源24がシリンダ用管路21〜23により連通接続される。内部にダイヤフラム17aを有するダイヤフラムケース17がブースト用管路を介してコンプレッサより下流側の吸気通路に連通接続され、ダイヤフラムの変形により上記ノズル面積を変更するブーストロッド47の両端がダイヤフラム及びリンク機構に接続される。エンジン回転センサ49の検出出力に基づいてコントローラ51がシリンダ用管路に設けられた第1開閉弁26〜28とブースト用管路に設けられた第2開閉弁48を制御するように構成される。
請求項(抜粋):
タービン(12)のノズル(13)面積を変更可能な静翼(14)と、前記静翼(14)にリンク機構(29)を介して接続されたピストンロッド(16d)を有し前記ノズル(13)面積を複数段に切換え可能なエアシリンダ(16)と、前記エアシリンダ(16)の複数のポート(16a〜16c)と圧縮エア源(24)とを連通接続する複数のシリンダ用管路(21〜23)にそれぞれ設けられこれらの管路(21〜23)をそれぞれ開閉する複数の第1開閉弁(26〜28)と、内部にダイヤフラム(17a)を有しコンプレッサより下流側の吸気通路にブースト用管路(44)を介して連通接続されたダイヤフラムケース(17)と、一端が前記ダイヤフラム(17a)に接続されかつ他端が前記リンク機構(29)に接続され前記ダイヤフラム(17a)の変形により前記ノズル(13)面積を変更可能なブーストロッド(47)と、前記ブースト用管路(44)に設けられこのブースト用管路(44)を開閉する単一の第2開閉弁(48)と、エンジンの回転速度を検出するエンジン回転センサ(49)と、前記エンジン回転センサ(49)の検出出力に基づいて前記第1開閉弁(26〜28)及び第2開閉弁(48)を制御するコントローラ(51)とを備えた可変静翼型ターボチャージャ。
IPC (2件):
F02B 37/24 ,  F02B 37/18
FI (2件):
F02B 37/12 301 Q ,  F02B 37/12 301 K

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