特許
J-GLOBAL ID:200903035723026842

ポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-248638
公開番号(公開出願番号):特開平11-193867
出願日: 1998年09月02日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 自動車の等速ジョイント等などに用いられ、広角度の屈曲変形に対応するジャバラ状のジョイントブーツにおいて、充分な耐オゾン性及び耐摩耗性と、繰り返し屈曲に対する充分な耐疲労性を備えるとともに、締め付けバンドの締め付け力を増加させることなく充分なシール性及びその信頼性が得られるものを提供する【解決手段】熱可塑性ポリエステルエラストマーからなり、ジャバラの山及び谷におけるブーツの径が大口径端から小口径端へと順次小さくなっているジョイントブーツにおいて、(1)ジャバラにおける両端以外の斜面は、ジョイントブーツの外側に向かって凸であってその曲率半径が大口径端円筒部の外径の0.3〜2倍であり、(2)山と山に挟まれた谷部において、大口径端側斜面の幅(ブーツ軸方向寸法)が谷幅の30〜40%であり、かつ、(3)シール用突条の外面の周方向条溝は、幅寸法が深さ寸法以上である。
請求項(抜粋):
自由継ぎ手の一方のシャフトに固定された自由継ぎ手収納ケースに接続するための大口径端短円筒部と、自由継ぎ手の他方のシャフトに接続するための小口径端短円筒部と、大口径端から小口径端へと径が順次小さくなっているジャバラとからなるポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツにおいて、ジャバラを構成する斜面であって大口径端円筒部及び小口径端円筒部に直接接続しないものは、ジョイントブーツ軸方向の断面形状において、ジョイントブーツの外側に向かって凸であってその曲率半径が大口径端円筒部の外径の0.3〜2倍であり、ジャバラの二つの稜線に挟まれた谷において、大口径端側の稜線から谷底までのジョイントブーツ軸方向における距離が、これら二つの稜線の間のジョイントブーツ軸方向における距離の30〜40%であり、かつ、大口径端短円筒部及び小口径端短円筒部において内周面側にシール用突条が形成され、このシール用突条が形成された部位の外周面側に条溝が形成され、この条溝は、開口における幅寸法が深さ寸法に比べて同一か又はより大きいことを特徴とするポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツ。
IPC (2件):
F16J 3/04 ,  F16D 3/84
FI (4件):
F16J 3/04 B ,  F16J 3/04 C ,  F16D 3/84 M ,  F16D 3/84 R

前のページに戻る