特許
J-GLOBAL ID:200903035728227340

クロック再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-229334
公開番号(公開出願番号):特開平6-060553
出願日: 1992年08月05日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 光ディスク等の記録媒体から読み出されたデータ信号をもとにクロック信号を再生するクロック再生回路において、再生信号の周波数や素子のばらつきに影響されず、常に再生信号のサンプリングに最適な位相を保つことが可能なクロック再生回路を提供することにある。【構成】 A/D変換器から出力されたディジタル振幅データに基づいて前記位相制御信号を出力する位相誤差検出回路を備え、サンプリングクロツクの位相制御が行われることを特徴とする。【効果】 従来の回路構成では回路各部の遅延の影響で、入力信号をサンプリングする際の位相のずれを正確に合わせることが困難だった。これに対して、サンプリング後の信号から位相のずれを直接検出し、補正する機能を設けたことによって、正確に位相合わせが可能になる。また、これは入力信号の周波数変化や、温度変化に伴うアナログ回路の特性変化に対しても有効に働く。
請求項(抜粋):
光ディスク等の記録媒体から読み出されたデータ信号をもとにクロック信号を再生するクロック再生回路において、前記データ信号を入力としてクロック成分にあたる周波数の信号を出力する位相同期発振回路と、前記位相同期発振回路の出力の位相を位相制御信号に基づいて変化させて出力する可変移相回路と、前記可変移相回路の出力信号をサンプリングクロックとして前記データ信号をサンプリングするA/D変換器と、前記A/D変換器から出力されたディジタル振幅データに基づいて前記位相制御信号を生成する位相誤差検出回路を備えることを特徴とするクロック再生回路。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-266263
  • 特開平2-068775

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