特許
J-GLOBAL ID:200903035728440850

焼結原料の事前処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-145959
公開番号(公開出願番号):特開平5-009601
出願日: 1991年06月18日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 焼結鉱製造時の造粒率を効率的に改善し、微粉鉱石,高CWで焼結性の悪いマラマンバ鉱を使用できる焼結原料の事前処理方法を提供する。【構成】 微粉で高CWのマラマンバ鉱石をCaO 成分の高い他方造粒ライン6側で切出す。また他方造粒ライン6側にも生石灰7の受入切り出し設備8を設置し、両造粒ライン4, 6からも生石灰7を切出し使用可能とする。そして微粉,高CWで焼結性の悪い鉱石の造粒性を改善する手段として、水分アップ,バインダー添加量のアップ,ミキサーの増強が考えられるのに対し、両造粒ライン合計の生石灰配合比を変えずに各造粒ラインの生石灰配合比を変えて、両造粒ラインで混合された配合原料の擬似粒子がもっとも改善できるようにし、生石灰の分配比でバインダー添加量のアップ,ミキサーの増強なしに生産性を改善する。
請求項(抜粋):
焼結原料を混合・造粒して事前処理する造粒ラインを、鉄鉱石・コークス等の主原料郡を処理するCaO 成分の低い一方の造粒ラインと、その他の鉱石等のその他原料郡を処理するCaO 成分の高い他方の造粒ラインとの二系列造粒ラインに分けてなり、前記他方の造粒ラインにおけるその他原料郡の鉱石に、マラマンバ鉱等の高結晶水の微粉鉱石を使用すると共に、前記両造粒ラインに生石灰を分割添加し、主原料郡およびその他原料郡を生石灰をバインダーとして造粒することを特徴とする焼結原料の事前処理方法。
IPC (2件):
C22B 1/14 ,  B01J 2/28

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