特許
J-GLOBAL ID:200903035740530864

主記憶内容の自動保存機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-322906
公開番号(公開出願番号):特開平6-175754
出願日: 1992年12月02日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】スリープモードが長時間継続した場合のデータ保持をより確実なものにしたパーソナルコンピュータを提供すること。【構成】アイドル時間がある程度継続しスリープタイマ10の計数値が設定した値に達するとスリープモード切り換え、動作再開タイマ11が計数を開始、設定時間継続したなら一旦通常と同じ処理能力が得られるように動作状態を切り換える。システムプログラムは切り換えの原因を確認し対応するプログラムを起動、装置を放置し続けたならばスリープモードに切り替えて電力の消費をすくなくし、更にスリープモードに切り替えられてからも放置されたままであったならば主記憶上のデータが失われる前に不揮発性の記憶装置に自動的に写し取る。
請求項(抜粋):
携帯可能とすることを目的として充電可能な二次電池または充電不可能な一次電池を主たる電源手段として利用する比較的小型の電子計算機装置であって、電力の消費を節減しあるいは電池を電源として動作することが可能な時間を延伸することを目的として電子計算機装置としての通常の動作が必要でないと判定されたときに揮発性記憶素子からなる主記憶装置などを除く回路部分の動作を停止し、またはその電源を切断して電力の消費を低減し、動作の再開が要求された時には最小限の電力を通じて記憶内容を保持せしめた主記憶装置の記憶情報に基づいて電力消費の節減を行う以前の動作状態の復旧を行うものにおいて、電力消費を節減する動作状態に移行してからの計時動作を行うプログラム可能なタイマと、キーボードなどの入力装置やスイッチ操作、あるいは周辺装置からのサービス要求によって装置動作の再開を要求する動作要求手段に加えて、前記タイマが事前にプログラムした計数値に達したならば動作の再開を要求するタイマによる動作再開要求手段と動作再開要求手段によって動作の再開を要求するのと同時に再開の要求を行った原因となった事象を示す動作再開事象フラグとを設け、電力を節減する動作状態が前記タイマに設定しておいた時間以上継続して設定した計数を終了したならばタイマによる動作再開要求手段によって動作の再開を要求し、再開処理を行うためのプログラム処理において前記動作再開事象フラグによって動作再開の要求がタイマによって行われたことを知り、所定のプログラム処理を行うことを特徴とする主記憶内容の自動保存機構。
IPC (3件):
G06F 1/26 ,  G06F 1/32 ,  G06F 12/16 310
FI (2件):
G06F 1/00 335 E ,  G06F 1/00 332 Z

前のページに戻る