特許
J-GLOBAL ID:200903035746340170

溶存酸素濃度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-200275
公開番号(公開出願番号):特開平9-029281
出願日: 1995年07月14日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 曝気槽内の溶存酸素濃度値を適切に自動的に制御し、処理水の処理場の無人化を図ることである。【解決手段】 流入流量演算手段11が処理水の過去における1日の総流入量実績に基づいて演算した時間単位の流入流量予測値に基づいて、処理負荷平滑化計画手段12は曝気槽への流入流量を平滑化するように流入流量計画値を演算し、風量比率計画手段13は流入流量計画値に基づいて風量比率計画値を演算する。風量比率計画補正手段14は、曝気槽内の溶存酸素濃度値が上下限値を逸脱しないように、溶存酸素濃度計により計測された溶存酸素濃度値に基づいて、風量比率計画値を補正し風量比率目標値を算出する。散気風量制御手段15は、その風量比率目標値に従って曝気風量を制御する。
請求項(抜粋):
活性汚泥処理プロセスにおける曝気槽への処理水の流入量に対する曝気風量の風量比率を制御することによって前記曝気槽内の溶存酸素濃度を制御する溶存酸素濃度制御装置において、前記処理水の過去における流入量実績に基づいて時間単位の流入流量予測値を演算する流入流量演算手段と、前記時間単位の流入流量予測値に基づいて前記曝気槽への流入流量を平滑化するように流入流量計画値を演算する処理負荷平滑化計画手段と、前記流入流量計画値に基づいて風量比率計画値を演算する風量比率計画手段と、前記曝気槽内の溶存酸素濃度値が上下限値を逸脱しないように溶存酸素濃度計により計測された溶存酸素濃度値に基づいて前記風量比率計画値を補正し風量比率目標値を算出する風量比率計画補正手段と、前記風量比率計画補正手段により得られた風量比率目標値に従って前記曝気風量を制御する散気風量制御手段とを備えたことを特徴とする溶存酸素濃度制御装置。

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