特許
J-GLOBAL ID:200903035748334550

合成重合体の分解による油状物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 出田 晴雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051047
公開番号(公開出願番号):特開平9-221683
出願日: 1996年02月14日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 合成重合体の油状化反応の為に硫黄不含の遊離基開始剤を開発。【解決手段】 合成重合体に遊離基開始剤としてC、H及びNだけ又は更にOをも含有する化合物を前者に対して重量で0.01〜10%添加して温度300〜600°Cで30min分解して油状物を得る。この反応系に更に金属又は金属とキレート形成性化合物との添加も有効。合成重合体の具体例はポリオレフィン類、特にPE、PPであり、ポリスチレン類等も分解可能。添加される化合物の具体例はグアニジン誘導体特にフェニルグアニジン、ジ-O-トリルグアニジン、そのジカテコレートホウ酸塩、他にジニトロソベンゼン類及びヘキサメチレンテトラミン等。【効果】 ジフェニルグアニジン0.05%添加で80°Cにおける油状物の回収率98.2%、その動粘度(80°C)150cSt以下。
請求項(抜粋):
合成重合体を温度300〜600°Cにおいて分解して油状化する際に、分解条件において遊離基を生じ得る有機窒素化合物から選ばれる1種以上を合成重合体の重量に対して0.01〜10%の範囲で共存させることを特徴とする油状物の製造方法。
IPC (7件):
C10G 1/10 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  B29B 17/00 ,  C08J 11/10 ,  C08J 11/28 ,  C10B 53/00
FI (7件):
C10G 1/10 ZAB ,  B29B 17/00 ,  C08J 11/10 ,  C08J 11/28 ,  C10B 53/00 B ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 302 A
引用特許:
出願人引用 (1件)

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