特許
J-GLOBAL ID:200903035751491178

X線検出器及びそれを用いたX線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小川 勝男 ,  田中 恭助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-007275
公開番号(公開出願番号):特開2004-215911
出願日: 2003年01月15日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】タイリングにより多数のX線検出素子からなるマトリックス構造を得るに際して解像度の低下やX線検出効率の低下なしに大面積化を実現するX線検出器及びこれを用いた装置を提供すること。【解決手段】X線検出器104が複数のX線検出素子110を2次元的に配置した光電変換基板111を配線基板113上に複数枚貼り付けた構造を有し、X線検出素子110は蛍光体112と光透過手段121と光電変換手段114とから構成され、これらの各々は相互に光学的に接続されている。隣り合って配線基板上に搭載される一方の光電変換基板111上の光透過手段121の端部には、蛍光体112から光が入射する入射面210の面積よりも光電変換手段114へ光を出力する出力面211の面積の方が小さくなるように切り欠き部120が設けられ、この切り欠き部120によって生じたスペースに、光電変換基板111と配線基板113との間の配線、もしくは隣り合う光電変換基板111間の配線が配置される。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
(1)X線を光に変換する蛍光体と、前記蛍光体の光出力面と光学的に接続され、前記蛍光体からの出力光を透過させる光透過手段とを具備するX線検出素子が、第1の方向及び第2の方向に光反射手段を介して2次元的に、かつ、一体的に複数個配置されるX線光変換基板と、 (2)前記X線検出素子の前記光透過手段に対応して2次元的に配置され、前記光透過手段を介して前記蛍光体から出力される出力光を電気信号に変換する光電変換面と、前記電気信号を読み出す第1の信号線と、前記電気信号を読み出す前記光電変換面を選択制御する第1の制御用配線と、前記第1の信号線又は/及び前記第1の制御用配線の一部を構成する電極パッドとが形成され、前記光透過手段の光出力面が前記光電変換面に光学的に接続され、前記第1の方向の端部に位置する前記光電変換面の面積が、他の位置に位置する前記記光電変換面の面積より小さく形成され、前記光透過手段が搭載されていない端面近傍に、前記電極パッドが形成され、前記第1の方向又は前記第2の方向で隣り合って複数の前記X線光変換基板が搭載される光電変換基板と、 (3)前記第1の信号線に接続され前記電気信号を読み出す第2の信号線と前記第1の制御用配線に接続され前記電気信号を読み出す前記光電変換面を選択制御する第2の制御用配線とが形成され、複数の前記光電変換基板が搭載される配線基板と、 (4)隣り合う前記光電変換基板のそれぞれの前記電極パッドの間、又は/及び、前記電極パッドと前記第2の信号線との間、又は/及び、前記電極パッドと前記第2の制御用配線との間を電気的に接続する基板間配線とを有することを特徴とするX線検出器。
IPC (2件):
A61B6/03 ,  A61B6/00
FI (2件):
A61B6/03 320Y ,  A61B6/00 300Q
Fターム (8件):
4C093AA16 ,  4C093AA22 ,  4C093BA08 ,  4C093CA02 ,  4C093CA31 ,  4C093CA32 ,  4C093EB12 ,  4C093EB17

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