特許
J-GLOBAL ID:200903035753621532

掛算回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-228838
公開番号(公開出願番号):特開平5-046792
出願日: 1991年08月14日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 低電源電圧で使用することができると共に出力信号の振幅が大きい掛算回路を提供することを目的とする。【構成】 トランジスタQ11,Q12により構成される差動増幅回路の共通エミッタと電源VCCの負極との間には定電流源I11が介装されている。また、トランジスタQ13,Q14により構成される差動増幅回路の共通エミッタと電源VCCの負極との間には定電流源I12が介装されている。この定電流源I11,I12の供給電流値は等しく設定されている。
請求項(抜粋):
直流電圧源と、相互に等しい電流を供給する第1、第2及び第3の定電流源と、同極性の第1及び第2のトランジスタのエミッタを共通接続して構成された第1の差動増幅回路と、前記第1及び第2のトランジスタと同極性の第3及び第4のトランジスタのエミッタを共通接続して構成された第2の差動増幅回路と、前記第1及び第2のトランジスタと逆極性の第5及び第6のトランジスタのエミッタを共通接続して構成された第3の差動増幅回路と、前記第1のトランジスタのコレクタと前記第3のトランジスタのコレクタとの相互接続点と前記第直流電圧源との間に介装された第1の抵抗と、前記第2のトランジスタのコレクタと前記第4のトランジスタのコレクタとの相互接続点と前記直流電圧源との間に介装された第2の抵抗とを有し、前記第1のトランジスタのエミッタと前記第2のトランジスタのエミッタとの相互接続点は前記第1の定電流源及び前記第5のトランジスタのコレクタに接続され、前記第3のトランジスタのエミッタと前記第4のトランジスタのエミッタとの相互接続点は前記第2の定電流源及び前記第6のトランジスタのコレクタに接続され、前記第5のトランジスタのエミッタと前記第6のトランジスタのエミッタとの相互接続点は前記第3の定電流源に接続され、前記第5及び第6のトランジスタの各ベースには夫々第1の信号及びこの第1の信号の逆相信号である第2の信号が与えられ、前記第1のトランジスタのベースと前記第4のトランジスタのベースとの相互接続点及び前記第2のトランジスタのベースと前記第3のトランジスタのベースとの相互接続点には夫々第3の信号及びこの第3の信号の逆相信号である第4の信号が与えられ、前記第2のトランジスタのコレクタと前記第4のトランジスタのコレクタとの相互接続点及び前記第1のトランジスタのコレクタと前記第3のトランジスタのコレクタとの相互接続点を信号出力端とすることを特徴とする掛算回路。

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