特許
J-GLOBAL ID:200903035761230291

冷凍装置の運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-002248
公開番号(公開出願番号):特開平5-187745
出願日: 1992年01月09日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 計量ポンプダウンデフロストにおいて、ポンプダウン運転後の残留冷媒の過剰に起因する高圧カット,過電流保護等の作動を防止する。【構成】 冷媒回路9にホットガスバイパス路10を設け、減圧機構3上流側の液ラインに、液冷媒を貯溜する冷媒貯溜部5を一対の開閉弁SV1,SV2間に設ける。ポンプダウン運転手段51により、下流側開閉弁SV1を閉じて、低圧圧力スイッチLPSが作動するまで冷媒貯溜部5に液冷媒を貯溜する計量ポンプダウン運転を所定の複数回行うことで、圧縮機1-蒸発器4間の残留冷媒量を低減する。これにより、デフロスト運転手段52による計量ポンプダウンデフロスト時の高圧カット等を防止する。外気温度,高圧側圧力が高いほど、或は吸入過熱度が低いほどポンプダウン回数を多くする。圧縮機1の中間圧部を吸入管と連通させることにより低圧圧力スイッチLPSの復帰を速めうる。
請求項(抜粋):
圧縮機(1)、凝縮器(2)、減圧機構(3)及び蒸発器(4)を順次接続してなる冷媒回路(9)と、上記圧縮機(1)の吐出管と減圧機構(3)-蒸発器(4)間の液管とをバイパス接続するホットガスバイパス路(10)と、吐出冷媒の流通路を該ホットガスバイパス路(10)と凝縮器(2)側とに切換える切換機構(11)と、上記減圧機構(3)上流側の凝縮器(2)を含む液ラインで下流側開閉弁(SV1)と上流側開閉弁(SV2)とに挟まれて設けられ、一定量の液冷媒を貯溜可能な冷媒貯溜部(5)とを備えた冷凍装置において、上記圧縮機(1)の吸入管に取り付けられ、吸入圧力が所定値以下になる時を検出する吸入圧力検出手段(LPS)と、上記蒸発器(4)の着霜時、除霜指令を受けたとき、上記下流側開閉弁(SV1)を閉じ上流側開閉弁(SV2)を開いて、上記圧力低下検出手段(LPS)の出力を受けるまで上記冷媒貯溜部(5)に冷媒を貯溜するポンプダウン運転を所定の複数回だけ行うポンプダウン運転手段(51)と、該ポンプダウン運転手段(51)によるポンプダウン運転の終了後、上記切換機構(11)をホットガスバイパス路(10)側に切換えて、上記冷媒貯溜部(5)に貯溜された冷媒を蒸発器(4)に導入する計量ポンプダウンデフロスト運転を行うデフロスト運転手段(52)と、上記ポンプダウン運転手段(52)によるポンプダウン運転の回数を設定する回数設定手段(53)とを備えたことを特徴とする冷凍装置の運転制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭51-070055

前のページに戻る