特許
J-GLOBAL ID:200903035766640250

脱臭システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-342538
公開番号(公開出願番号):特開平9-178151
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 設備をコンパクトにすると共に熱効率が従来に比べて遥かに高くする。【解決手段】 脱臭炉1と中低温の気流を熱源として利用する熱設備8とを炉外循環系路4で連結して、臭気成分の焼却ないし熱分解に使われた脱臭炉内2の燃焼排ガスを循環させるようにしている。そして、燃焼排ガスが炉外循環系路吸入側で蓄熱体5Aないし5Bを通過する際に、その顕熱の一部を蓄熱体5Aないし5Bに回収させて熱設備8で利用される中低温の気流としてから熱設備8へ供給し、熱設備8で所定の仕事を完了した後には炉外循環系路吐出側の蓄熱体5Bないし5Aで回収熱を利用して再び高温としてから脱臭炉内2へ戻すようにしている。これによって、脱臭炉内2で発生した熱のうち、蓄熱体5Aないし5Bで十分に回収しきれずに廃棄される熱を熱設備8の熱源として利用し、熱設備8のための熱風炉を別途必要とせずに設備のコンパクト化と低コスト化を可能としている。
請求項(抜粋):
中低温の気流を熱源として利用する熱設備から発生する臭気を取り除く脱臭システムにおいて、臭気ガスを含む前記熱設備からの排気を火炎中に混入させて交互に燃焼させる少なくとも一対のバーナを備える脱臭炉と、前記熱設備及び循環ファンを少なくとも含み前記脱臭炉内の燃焼排ガスを前記バーナの近傍あるいはバーナを経て炉外に取り出すと共に前記熱設備を通過させてから前記脱臭炉内へ他方のバーナの近傍あるいはバーナを経て還流させる炉外循環系路を備え、かつ前記炉外循環系路の脱臭炉の一対の循環口に近い部分にそれぞれ蓄熱器を備えると共に前記循環ファンと前記脱臭炉の一対の循環口との間での気流の方向を反転させて前記蓄熱器を介して前記脱臭炉内からの燃焼ガスの取り出しと脱臭炉内への還流を行う循環口を周期的に切り替える流路切替装置とを設け、前記バーナを交互に燃焼させると共にそれに同調させて前記流路切替装置を切り替えることによって前記脱臭炉に対する気流の流れ方向を周期的に反転させて通過する前記蓄熱器を交互に切替えながら前記脱臭炉から取り出した燃焼排ガスを前記中低温の熱設備に供給しつつ前記熱設備内で発生した臭気を含む排気を前記蓄熱体を経て前記脱臭炉内へ還流させて燃焼させることを特徴とする脱臭システム。
IPC (3件):
F23G 7/06 ZAB ,  F23G 7/06 101 ,  F23L 15/02
FI (3件):
F23G 7/06 ZAB A ,  F23G 7/06 101 Z ,  F23L 15/02
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 超低発熱量ガス燃焼装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-051279   出願人:日本ファーネス工業株式会社
  • 特開昭54-104669
  • 特開昭51-109564
審査官引用 (1件)

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