特許
J-GLOBAL ID:200903035767728410

ガラス等の板状物品からのワーク切り出し方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-318042
公開番号(公開出願番号):特開平5-330838
出願日: 1991年12月02日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 円、楕円形等の製品形状に設けられた条痕上だけを加圧することにより、周辺の放射状条痕まで破断のクラックを生成させ、容易に所望の円板等を得ることができる切り出し方法を得ること。【構成】 ガラス等の板体2の下面に切り出すべき製品形状の条痕を入れるとともに、この条痕Nの外側方にこの条痕から数mm離れた位置から放射方向に延びる複数の直線条痕L1 ,L2 を設け、この板体をこれより小さいヤング率の物質からなり、上面に内方に向って下降する傾斜面部を有する筒状の支持台3上に載置し、加圧部材4を介して上記条痕Nに沿って板体2に押圧力を加え、まず製品形状の条痕に沿う破断を生じさせ、次に直線条痕に沿う破断が生じるようにした。
請求項(抜粋):
ガラス等の板体の一表面に、切り出すべき製品形状の円、楕円等の条痕を入れるとともに、この条痕の外側方にこの条痕から数mm離れた位置から放射方向に延びる複数の直線条痕を設け、この板体のヤング率より小さいヤング率を有する物質からなり、上面或は下面に半径方向内側に向って下降する傾斜面或は上昇する傾斜面を形成した筒状の支持台上に、上記製品形状の条痕及び直線条痕の基端部とが支持台の上面上に位置するように、条痕入り表面を下方にして上記板体を載置し、上記板体の他面に、製品形状の条痕に合致するような所定幅の加圧面を有する加圧部材をその加圧面が上記条痕に沿うように載置し、この加圧部材に押圧力を加え、まず製品形状の条痕に沿う破断を生じさせ、次の瞬間に放射状の直線条痕に沿う破断が生じるようにしたことを特徴とする、ガラス等の円板、楕円板等の切り出し方法。
IPC (2件):
C03B 33/04 ,  C03B 33/033
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平2-022136
  • 特開昭54-126216
  • 特公昭50-006203
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