特許
J-GLOBAL ID:200903035769002417

車両の制動力保持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-303982
公開番号(公開出願番号):特開平9-142270
出願日: 1995年11月22日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 自動変速機を備えた車両において、クリープ機能を損なうことなくブレーキ操作の容易化を図る。【解決手段】 マスタシリンダ2とブレーキキャリパBFL,BRRとを接続する管路L1 ,L2 ,L3 に介装された制動力保持装置6はソレノイドで駆動される開閉弁8を備えており、制動力がクリープ力を上回る踏力でブレーキペダル1を踏んだときに前記開閉弁8が閉弁して制動力を保持するため、ドライバーは停車中にブレーキペダル1から足を離すことができる。車両の発進時にアクセルペダルが踏まれ、或いは発進用クラッチ16が係合すると、開閉弁8が開弁して制動力が解放されるため、坂道発進を容易に行うことができる。制動力がクリープ力を下回る踏力でブレーキペダル1を踏んだときには前記開閉弁は閉弁しないため、クリープ機能を支障なく発揮させることができる。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材(1)の操作により作動するマスタシリンダ(2)と、車輪(W)を制動する車輪ブレーキ(BFL,BRR)と、マスタシリンダ(2)及び車輪ブレーキ(BFL,BRR)を接続する管路(L1 )に介装された開閉弁(8)と、ブレーキ操作状態での車両停止時に前記開閉弁(8)を閉弁制御する弁制御手段(U)とを備えた車両の制動力保持装置において、前記ブレーキ操作部材(1)の操作量を検出するブレーキ操作量検出手段(S1 )を備えてなり、前記弁制御手段(U)は、前記操作量から定まる制動力が自動変速機(T)を経て車輪(W)に出力される駆動力を越えたときに前記開閉弁(8)を閉弁制御することを特徴とする車両の制動力保持装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭60-011719
  • 特開昭61-036046
  • 特開昭61-287846
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審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-011719
  • 特開昭61-036046
  • 特開昭61-287846

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