特許
J-GLOBAL ID:200903035778161323

磁気共鳴検査装置に用いる高周波コイル

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-208209
公開番号(公開出願番号):特開平7-039539
出願日: 1993年08月02日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】磁気共鳴検査装置に用いる高周波コイルが誘起する高周波電界を最小限の空間に絞ることで、他のユニットとの電磁気的干渉を低減し、かつ、誘電損失を最少にする。結果として、S/Nの高い検査データを得ることと、被検体の誘電加熱による発熱を少なくする。【構成】円筒軸に平行で円筒の表面に複数からなる電流路バーチカル1、2を配置、その両端でリング状のウイング3、4で接続する。ウイング3、4の内側と外側に4個のガードリング6、7、8、9を配置。ガードリングによって、電界線は最小限の空間に分布する。【効果】誘電体損失を最少にでき、S/Nの高い検査結果が得られる。また、電磁気的結合による相互干渉が少ないので、雑音の誘起がない。さらに、発熱の危険性がなく安全に検査を行うことが出来る。
請求項(抜粋):
静磁場、傾斜磁場および高周波磁場の各磁場発生手段と、検査対象からの核磁気共鳴信号を検出する信号検出手段と、該信号検出手段の検出信号の演算を行う計算機および該計算機による演算の出力手段を有する核磁気共鳴を用いた検査装置において、前記高周波磁場を発生する手段と、前記核磁気共鳴信号を検出する信号検出手段の少なくとも一方は、ほぼ円筒面上で、円筒の軸に沿った複数の位置にそれぞれ設けられた導電セグメント(バーチカル)と、上記複数のバーチカルの両端の位置に設けられる一対の導電ループ素子(第1、第2のウイング)と、上記第1、第2のウイングとそれぞれ容量結合するリング状の導体板からなる一対の導電ループ素子(第1、第2のガードリング)を有し、上記第1、第2のウイングとそれぞれ容量結合するリング状の導体板からなり上記第1、第2のガードリングと上記第1、第2のウイングを中間にして、対向する位置に一対の導電ループ素子(第3、第4のガードリング)を有することを特徴とする核磁気共鳴検査装置用高周波コイル。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/343
FI (2件):
A61B 5/05 350 ,  G01N 24/04 520 D

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