特許
J-GLOBAL ID:200903035778251470

回転物保持体の心出し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 祐司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-222189
公開番号(公開出願番号):特開平6-047607
出願日: 1992年07月29日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 チャックやコレット等の回転物保持体において、保持される回転物の心出しを高い精度で行うことを可能にさせ、又、装置全体をコンパクトで且つコスト高とさせない。【構成】 基板、第一の板部材及び回転物保持体側となる第二の板部材を重合わせ状に配設し、基板と第一の板部材の間、及び第一の板部材と第二の板部材の間にそれぞれ、ネジ送りされるとその送りの方向となす角度の正接(tangent)の分だけネジ送りの方向と直交の方向に介在させている部材をそれぞれ相対的にスライドさせる作動体を介在させた。【効果】 作動体をネジ送りすると、その送り量の方向となす角度の正接との積だけ、介在させている部材をそれぞれ相対的にスライドさせるが、前記角度が小さいとスライドの量も対応して小さくなり、高い制度の心出しが可能になる。又、部品点数が少なく、大掛かりな手段を必要としないから、装置全体がコンパクトで且つコスト高とならない。
請求項(抜粋):
基板と、その基板に対して、心出しすべき回転物保持体の軸線と直交する第一の方向にスライド可能に保持される第一の板部材と、その第一の板部材に対して、心出しすべき回転物保持体の軸線と直交の方向で且つ前記第一の方向と直交する第二の方向にスライド可能に保持され、且つ回転物保持体を直接に若しくは間接に保持する第二の板部材が備えられ、上記基板と第一の板部材の何れか一方側に、第二の方向に延びる第一の凹部が、他方側の、第一の凹部の対向部に第二の方向と第一の所定の角度を有して伸びる第一の溝部がそれぞれ形成され、且つ、基板と第一の板部材の間に、第一の凹部に嵌合し第二の方向にスライド可能な基部と、第一の溝部に嵌合し第一の所定の角度の方向にスライド可能な凸部を備えて形成され、第二の方向にネジ送りされる第一の作動体が介在され、更に、上記第一の板部材と第二の板部材の何れか一方側に、第一の方向に延びる第二の凹部が、他方側の、第二の凹部の対向部に第一の方向と第二の所定の角度を有して伸びる第二の溝部がそれぞれ形成され、且つ、第一の板部材と第二の板部材の間に、第二の凹部に嵌合し第一の方向にスライド可能な基部と、第二の溝部に嵌合し第二の所定の角度の方向にスライド可能な凸部を備えて形成され、第一の方向にネジ送りされる第二の作動体が介在されてなる回転物保持体の心出し装置。
IPC (2件):
B23B 31/36 ,  G01B 5/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-126030

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