特許
J-GLOBAL ID:200903035785713048
静電潜像用二成分現像剤
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-280620
公開番号(公開出願番号):特開平8-146663
出願日: 1991年10月01日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 トナーとキャリア間の摩擦帯電が安定で、摩擦帯電量分布がシャープで均一で、温・湿度の変化に影響されない安定した画像を再現し、また連続使用時においても摩擦帯電が安定で、長期間使用しても色特性の劣化もなく、エッジ効果のない均一な高品質画像が維持できる長寿命の2成分カラー現像剤。【構成】 キャリアとトナーからなる電子写真用現像剤において、該トナーが極性制御剤として特定された含弗素4級アンモニウム塩化合物及び特定された含弗素イミニウム化合物を少なくとも一つ含有し、該キャリアがキャリア芯粒子表面を被覆する抵抗制御剤を含有した内部樹脂層と該内部樹脂層を被覆する表面樹脂層からなり、該内部樹脂層の厚みL<SB>1</SB>(μm)が0.5<L<SB>1</SB><1.0該表面樹脂層の厚みL<SB>2</SB>(μm)が0.1<L<SB>2</SB><0.5である2層被覆型キャリアであることを特徴とする静電潜像用二成分現像剤。
請求項(抜粋):
キャリアとトナーからなる電子写真用現像剤において、該トナーが極性制御剤として下記式(1)で示される含フッ素4級アンモニウム塩化合物及び下記式(2)で示される含フッ素イミニウム化合物を少なくとも一つ含有し、該キャリアがキャリア芯粒子表面を被覆する抵抗制御剤を含有した内部樹脂層と該内部樹脂層を被覆する表面樹脂層からなり、該内部樹脂層の厚みL<SB>1</SB>(μm)が0.5<L<SB>1</SB><1.0、該表面樹脂層の厚みL<SB>2</SB>(μm)が0.1<L<SB>2</SB><0.5である2層被覆型キャリアであることを特徴とする静電潜像用二成分現像剤。【化1】[式(1)中、R<SB>1</SB>〜R<SB>4</SB>は水素原子または有機基を意味し、基R<SB>1</SB>〜R<SB>4</SB>の少なくとも一つは、水酸基及びクロロメチル基及び/またはカルボン酸アミド及び/またはスルホン酸アミド及び/またはウレタン基及び/またはアミノ基及び/またはR<SB>5</SB>-O-R<SB>6</SB>基及び/またはR<SB>7</SB>-C(O)-O-R<SB>8</SB>基を有していても良い炭素原子数1〜69でフッ素原子数3〜66の直鎖状または分岐状フッ素含有アルキル基またはフッ素含有アルケニル基であり、このとき、R<SB>5</SB>、R<SB>6</SB>、R<SB>7</SB>及びR<SB>8</SB>は炭素原子数1〜30のアルキル基であり、そして基R<SB>1</SB>〜R<SB>4</SB>の最高三つは互いに無関係に、水素原子、炭素原子1〜30の直鎖状または分岐状アルキル基、アリール基またはアリールアルキル素、アルケニル基であり、アリール基及びアリールアルキル素は炭素原子数1〜30のアルキル基、炭素原子数1〜30のアルコキシ基または水酸基またはハロゲン原子で置換されていてもよく、基R<SB>1</SB>〜R<SB>4</SB>の二つは互いに結合して、1〜4個のヘテロ原子で中断されていてもよく且つ0〜6個の二重結合を含有していても良く、且つフッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子、炭素原子数1〜6のアルキル素、炭素原子数1〜6のアルコキシ基、ニトロ基またはアミノ基で置換されている炭素原子数4〜12の単核または多核の環系を形成し、そしてX<SP>-</SP>は有機または無機アニオンを意味する。]【化2】[式(2)中、R<SB>9</SB>〜R<SB>12</SB>は水素原子または有機基を意味し、基R<SB>9</SB>〜R<SB>12</SB>の少なくとも一つは、水酸基及びクロロメチル基及び/またはカルボン酸アミド及び/またはスルホン酸アミド及び/またはウレタン基及び/またはアミノ基及び/またはR<SB>5</SB>-O-R<SB>6</SB>基及び/またはR<SB>7</SB>-C(O)-O-R<SB>8</SB>基を有していても良い炭素原子数1〜69でフッ素原子数3〜66の直鎖状または分岐状フッ素含有アルキル基またはフッ素含有アルケニル基であり、このとき、R<SB>5</SB>、R<SB>6</SB>、R<SB>7</SB>及びR<SB>8</SB>は炭素原子数1〜30のアルキル基であり、そして基R<SB>9</SB>〜R<SB>12</SB>の最高三つは互いに無関係に、水素原子、炭素原子1〜30の直鎖状または分岐状アルキル基、アリール基またはアリールアルキル素、アルケニル基であり、アリール基及びアリールアルキル素は炭素原子数1〜30のアルキル素、炭素原子数1〜30のアルコキシ基または水酸基またはハロゲン原子で置換されていてもよく、基R<SB>9</SB>〜R<SB>12</SB>の二つは互いに結合して、1〜4個のヘテロ原子で中断されていてもよく且つ0〜6個の二重結合を含有していても良く且つフッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子、炭素原子数1〜6のアルキル素、炭素原子数1〜6のアルコキシ基、ニトロ基またはアミノ基で置換されている炭素原子数4〜12の単核または多核の環系を形成し、そして、X<SP>-</SP>は有機または無機アニオンを意味する。]
IPC (2件):
FI (2件):
G03G 9/08 344
, G03G 9/10 351
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