特許
J-GLOBAL ID:200903035787733135

記録方法、記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 博樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-307578
公開番号(公開出願番号):特開2003-112416
出願日: 2001年10月03日
公開日(公表日): 2003年04月15日
要約:
【要約】【課題】 記録紙の四辺に余白無く記録を実行する縁なし記録において、一部のノズルからしかインクを吐出しない記録領域を最小に設定することによって、縁なし記録実行時のスループットの低下を少なくする。【解決手段】 給紙精度の範囲内において、基準となる記録紙Pが、最も副走査方向Yにずれた状態で、最も傾いた状態における第1の仮想始端位置L1と第2の仮想始端位置L2を設定する。給紙精度、搬送精度、及び記録紙長の公差の範囲内において、基準となる記録紙Pが、最も副走査方向Yにずれた状態で、最も傾いた状態における第1の仮想終端位置L3と第2の仮想終端位置L4を設定する。第1の仮想始端位置L1と第2の仮想始端位置L2との間の領域、及び第1の仮想終端位置L3と第2の仮想終端位置L4との間の領域を、縁なし記録用ノズル群のみを使用して記録を実行する領域とする。
請求項(抜粋):
記録実行領域において記録紙にインクを吐出するノズル群を搭載した記録ヘッドを主走査方向に往復動させる動作と、前記記録紙を副走査方向に所定の搬送量で搬送する動作とを交互に繰り返して前記記録紙に記録を実行し、前記記録紙の四辺の外側に前記インクを打ち捨てながら該記録紙の四辺に余白無く記録を実行する記録方法であって、前記ノズル群の全ノズルの中で、前記副走査方向の下流側のインク打ち捨て可能領域に対応したノズルを始端縁なし記録用ノズル群に設定する始端ノズル設定工程と、前記記録紙を前記記録実行領域に向けて自動給紙する自動給紙手段の給紙精度の範囲内において、記録開始位置に給紙された前記記録紙の始端位置が最もずれた位置で、かつ該記録紙が最も傾いた状態における該記録紙の始端と前記記録紙の論理的始端位置との最大ずれ量を給紙誤差量αに設定する給紙誤差量設定工程と、前記論理的始端位置を前記給紙誤差量α分だけ前記副走査方向の下流側にずらした第1の仮想始端位置を設定し、前記論理的始端位置を前記給紙誤差量α分だけ前記副走査方向の上流側にずらした第2の仮想始端位置を設定する仮想始端位置設定工程とを有し、前記自動給紙手段によって前記記録紙を給紙し、前記記録紙搬送手段によって該記録紙を前記副走査方向に搬送し、前記第1の仮想始端位置が、前記始端縁なし記録用ノズル群の前記副走査方向の最上流側に配設されているノズル位置に到達した時点で、前記始端縁なし記録用ノズル群のみを使用して記録を実行し、前記第2の仮想始端位置が、前記始端縁なし記録用ノズル群の前記副走査方向の最上流側に配設されているノズル位置に到達した時点で、前記ノズル群の全ノズルを使用して記録を実行する、ことを特徴とした記録方法。
IPC (3件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/18 ,  B41J 2/185
FI (2件):
B41J 3/04 101 Z ,  B41J 3/04 102 R
Fターム (11件):
2C056EA01 ,  2C056EA16 ,  2C056EA27 ,  2C056EB13 ,  2C056EB36 ,  2C056EC11 ,  2C056EC12 ,  2C056EC34 ,  2C056EC69 ,  2C056JC10 ,  2C056JC15
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る