特許
J-GLOBAL ID:200903035791293670

回転型スクロール流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-263893
公開番号(公開出願番号):特開平5-098901
出願日: 1991年10月11日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 スクロール流体機械のうちで、回転可能に軸支された第一及びそれに偏心して組合わされた第二のスクロール部材が両者共に同一方向に同一速度で回転する回転型スクロール流体機械において、二個のスクロールラップ部材間の不適切なクリアランスの解消を目的とする。【構成】 第一スクロール部材1及び第二スクロール部材2の各々に、スラスト方向のうちで二つのスクロール部材1、2が互いに離れる向きの変位を抑制する手段を有すること、及びスラスト方向のうちで二つのスクロール部材1、2が互いに接近する向きの変位を抑制する手段のうちでスクロールラップ1b、2bの先端とそれに対向する鏡板1a、2aの摺接による手段以外の手段を有するような構成とした。【効果】 二個のスクロール部材間のクリアランスを常に適性に保持できるため、高いエネルギ-効率で運転可能な回転速度範囲を、低速及び高速回転側へ大幅に拡大できる。
請求項(抜粋):
第一の鏡板およびそれに立設した第一のスクロールラップで形成された第一のスクロール部材と、第二の鏡板およびそれに立設した第二のスクロールラップで形成された第二のスクロール部材とを有し、前記第一および第二のスクロール部材は互いに偏心して軸支され、前記スクロールラップ間およびそのスクロールラップの先端とそれに対向する鏡板との間に微小なクリアランスを保ちながら配置され、それら第一および第二のスクロール部材は同じ方向にほぼ同じ速度で回転することにより、前記スクロールラップおよび鏡板で形成されるほぼ閉じた空間の体積を縮小または拡大する動作を行う回転型スクロール流体機械において、前記第一および第二のスクロール部材は、該二つのスクロール部材がスラスト方向に互いに離間および接近する変位の抑制手段を有することを特徴とする回転型スクロール流体機械。
IPC (3件):
F01C 1/02 ,  F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-060992
  • 特開平2-308992

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