特許

J-GLOBAL ID：200903035804651075

Bを含有するステンレス鋼材およびその製造方法

発明者： 石田 和彦 ,  小川 和博 ,  矢澤 武男 ,  山元 秀昭 ,  森崎 秀雄
出願人/特許権者： 住友金属工業株式会社
代理人 (1件)： 森 道雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-086979
公開番号（公開出願番号）：特開2004-156132
出願日： 2003年03月27日
公開日（公表日）： 2004年06月03日
要約：

【課題】B含有ステンレス鋼片を、耳割れを発生させることなく熱間加工する方法、および加工後の鋼材の提供。【解決手段】Bを0.3〜2.5%含有するステンレス鋼片の少なくとも対向する2面に、プロテクト材が下記(1)〜(4)式の関係を満足する化学成分を有する溶接金属により接合され一体化されたB含有ステンレス鋼片、およびそれを圧延して鋼材とする方法である。さらに、接合時にインサート材を使用するのが望ましい。15≦Creq≦30・・(1)、4≦Creq-Nieq≦17 ・・(2)、Creq=Cr+1.5Si+Mo-5B・・(3)、Nieq=Ni+30(C+N)+0.5Mn・・(4)ここで、式中の元素記号は、鋼中に含まれる各元素の含有量(質量%)を表す。【選択図】 図5

請求項（抜粋）：

Bを0.3〜2.5質量%含有するステンレス鋼片の加工面を除く少なくとも対向する2面に、Bを0.3質量%以下含有するステンレス鋼からなるプロテクト材が、下記の(1)〜(4)式で表される関係を満足する化学成分を有するステンレス鋼溶接金属により接合され一体化されたことを特徴とするB含有ステンレス鋼片。 15≦Creq≦30 ・・・・・・・・(1) 4≦Creq-Nieq≦17 ・・・・・・(2) ただし、 Creq=Cr+1.5×Si+Mo-5×B ・・・(3) Nieq=Ni+30×(C+N)+0.5×Mn ・・(4) ここで、式中の元素記号は、鋼中に含まれる各元素の含有量(質量%)を表す。

IPC (2件)：

C22C38/00 ,  C22C38/54

FI (3件)：

C22C38/00 302Z ,  C22C38/00 302L ,  C22C38/54

Fターム (1件)：

4E066CB02