特許
J-GLOBAL ID:200903035805372528

車両懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-249879
公開番号(公開出願番号):特開平6-099714
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 ステアリングセンサのみで車体のロール方向に合わせたアクティブなロール抑制制御が可能な車両懸架装置の提供。【構成】 操舵角に対する車体ロールの周波数特性の位相と同位相の入力に対する出力の周波数特性を有するローパスフィルタdと、操舵角が所定の中立しきい値を越えた時は、操舵角速度の方向から判定される車体のロール方向に基づき左右各ショックアブソーバbの行程側の減衰特性を高めに制御するロール制御状態に切り換え、その後の操舵の切り返しに対しては、ローパスフィルタdを通過した操舵角処理値から求めた操舵角速度の方向が反転した時点で左右各ショックアブソーバbの減衰特性を高めに制御する行程の切り換えを行ない、操舵角が所定の中立しきい値未満に低下した状態が所定時間継続した時はショックアブソーバbを通常の減衰特性制御を行なう通常制御状態に復帰させるロール制御手段eとを備えている。
請求項(抜粋):
車体側と各車輪側の間に介在され、伸側・圧側の一方の行程側を高減衰特性に制御する時はその逆行程側が低減衰特性となる構造の減衰特性変更手段を有したショックアブソーバと、車両の操舵角を検出する操舵角検出手段と、操舵角に対する車体ロールの周波数特性の位相と同位相の入力に対する出力の周波数特性を有するローパスフィルタと、前記操舵角検出手段で検出された操舵角が所定の中立しきい値を越えた時は、前記ローパスフィルタを通過した操舵角処理値から求めた操舵角速度の方向から判定される車体のロール方向に基づき左右各ショックアブソーバの行程側の減衰特性を高めに制御するロール制御状態に切り換え、その後の操舵の切り返しに対しては、前記ローパスフィルタを通過した操舵角処理値から求めた操舵角速度の方向が反転した時点で左右各ショックアブソーバの減衰特性を高めに制御する行程の切り換えを行ない、操舵角が所定の中立しきい値未満に低下した状態が所定時間継続した時はショックアブソーバを通常の減衰特性制御を行なう通常制御状態に復帰させるロール制御手段と、を備えていることを特徴とする車両懸架装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  F16F 9/50
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭59-160614
  • 特開平3-045411
  • 特開平3-281409
全件表示
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-160614
  • 特開平3-045411
  • 特開平3-281409

前のページに戻る