特許
J-GLOBAL ID:200903035807039540

流体圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-277058
公開番号(公開出願番号):特開平6-129369
出願日: 1992年10月15日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 大型化せずに排除容積を拡大し、効率のよい圧縮状態を確保する。【構成】 駆動手段9により回転動力が与えられるシリンダ17と、前記シリンダ17と相対的に旋回可能な円柱状の回転体21と、回転体21の外周に設けられ吸込端側から吐出端側へ徐々に小さくなるピッチで形成されると共に、吸込端側の領域に、吐出端側に向かって徐々にピッチを大きくする拡径部35を備えた螺旋状の溝31と、この溝31に出入自在に嵌挿されると共に前記シリンダ17と回転体21との間を複数の作動室44に区画する螺旋状のブレード33と、前記回転体21の旋回時に、吸込端側から流入した冷媒を吐出端側の作動室44へ順次移送させる流体圧縮機において、前記拡張部35を有する吸込端側の作動室44を、作動室44の容積が最大となる時に、作動流体の吸込過程が終了し、圧縮過程を開始する位置に設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
駆動手段により回転動力が与えられるシリンダと、前記シリンダの軸方向に沿って偏心して配置され、その一部が前記シリンダの内周面に接触した状態で前記シリンダと相対的に旋回可能な円柱状の回転体と、前記シリンダの軸心と直交する方向に摺動自在に嵌挿支持され前記シリンダの回転に対して回転体を相対的に旋回運動させるオルダムリングと、回転体の外周に設けられ吸込端側から吐出端側へ徐々に小さくなるピッチで形成されると共に、吸込端側の領域に、吐出端側に向かって徐々にピッチを大きくする拡張部を備えた螺旋状の溝と、この溝に出入自在に嵌挿されると共に前記シリンダの内周面に密着する外周面を有し前記シリンダと回転体との間を複数の作動室に区画する螺旋状のブレードと、前記回転体の旋回時に、吸込端側から流入した作動流体を吐出端側の作動室へ順次移送させる流体圧縮機において、前記拡張部を有する吸込端側の作動室を、作動室の容積が最大となる時に、作動流体の吸込過程が終了し、圧縮過程を開始する位置に設けたことを特徴とする流体圧縮機。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-176186

前のページに戻る