特許
J-GLOBAL ID:200903035809254830

X線断層撮影方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-158121
公開番号(公開出願番号):特開平5-312735
出願日: 1992年06月17日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 対象物内部の焦点面以外での像をぼかした状態で、X線断層像を鮮明かつ高解像度に撮影すること。【構成】 対象物2に対して、X線管35から発生するX線27が斜めに入射するようにし、対象物2の回転軸5とX線検出系の回転軸6が平行になるように配置し、透過X線像をX線イメージインテンシファイア40で検出する。X線イメージインテンシファイア40の出力像を固体撮像素子45で検出する光学系の途中にイメージローテータ42を挿入する。対象物2とイメージローテータ42を速度比2:1で回転させ、固体撮像素子45の露光時間を像が1回転に要する時間とすることにより、焦点面4の断層像が鮮明に得られる。これにより、任意の断面の断層像を簡単に得ることが可能になり、複雑な内部構造の多層基板も容易に検査することができる。
請求項(抜粋):
X線源から発生するX線の光軸に対して傾斜した回転軸の回りに撮影対象となる対象物を回転させる手段と、対象物を透過したX線像を光学像に変換する手段と、変換された光学像を回転させる手段と、光学像を映像情報となる電気信号に変換する手段とからなるX線検出系を使用してX線断層像を得るX線断層撮影方法において、前記光学像に変換する手段の回転軸と対象物の回転軸を平行にし、光学像を回転させる手段により光学像の回転を対象物の回転と同期させることを特徴とするX線断層撮影方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-121742
  • ラミノグラフ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-325769   出願人:株式会社東芝
  • 断層撮影装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-337460   出願人:株式会社東芝

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