特許
J-GLOBAL ID:200903035810501506

充電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-224889
公開番号(公開出願番号):特開平10-070846
出願日: 1996年08月27日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 二次電池およびサ-ミスタを内蔵した電池パックを充電する充電装置において、充電中に端子間の接触抵抗により発生する電圧誤差を充電装置内部で補正することにより充電中の電池温度測定精度を向上させることを目的とする。【解決手段】 電流検出手段12、接触抵抗測定手段13により電池パックを接続したときに負極端子6a・6b間に発生する接触抵抗を測定し、充電電流が流れたときに発生する電圧を補正値決定手段14により補正値として算出する。電圧補正手段15にて分圧抵抗8とサ-ミスタ5との間に発生する分圧電圧から前記補正値を減じた補正電圧を算出する。前記補正電圧と基準電圧発生手段9から出力する規定電圧を比較手段10にて比較して、電池温度の測定を行うことにより充電中の電池温度測定精度を向上させることができる。
請求項(抜粋):
電池パックへ充電電流を供給する直流電源部と、前記電池パックへの充電経路に位置し充電電流制御を行う充電スイッチと、前記充電経路に位置し充電電流を出力する装置側正極端子と、前記装置側正極端子と接続される電池側正極端子と、充電電流の帰還部となる装置側負極端子と、前記装置側負極端子と接続される電池側負極端子と、充電電流値を測定する電流検出手段と、前記電池パック内のサ-ミスタに接続される電池側温度検出端子と、前記電池側温度検出端子と接続される装置側温度検出端子と、前記装置側温度検出端子に接続される分圧抵抗と基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、比較手段と、前記比較手段の出力を入力とし前記充電スイッチに制御信号を出力する制御部を備え、前記電池パックに内蔵された前記サーミスタにおいて電池温度測定し、検出した電池温度に即して、前記電池パックへの充電の停止または充電電流の制御を行う充電装置において、前記サーミスタを前記電池側正極端子と前記電池側温度検出端子との間に接続した際は、前記装置側正極端子と前記装置側温度検出端子とにより生じる接触抵抗を、また前記サーミスタを前記電池側負極端子と前記電池側温度検出端子との間に接続した際は、前記装置側負極端子と前記装置側温度検出端子とにより生じる接触抵抗を測定する接触抵抗測定手段と、前記接触抵抗測定手段の出力と前記電流検出手段の出力を入力とする補正値決定手段と、前記補正値決定手段の出力を入力とする電圧補正手段とを設け、前記比較手段により前記電圧補正手段の出力電圧と、前記基準電圧発生手段により発生する基準電圧とを比較することを特徴とする充電装置。
IPC (5件):
H02J 7/04 ,  G01R 31/36 ,  H01M 10/44 ,  H01M 10/44 101 ,  H02J 7/10
FI (7件):
H02J 7/04 L ,  G01R 31/36 A ,  G01R 31/36 G ,  H01M 10/44 Q ,  H01M 10/44 101 ,  H02J 7/10 L ,  H02J 7/10 H

前のページに戻る