特許
J-GLOBAL ID:200903035817020155
積層成形体の成形方法並びに成形型装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-072016
公開番号(公開出願番号):特開平8-267479
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 樹脂芯材の表面の一部を表皮材により被覆してなる積層成形体の成形方法において、ショートショット等の成形不良を防止でき、しかも、樹脂芯材の厚みを薄肉にして、軽量化を図ることを目的とする。【構成】 モールドプレス成形用下型40には、表皮材30の設定エリアと樹脂単体エリアのそれぞれにゲート42,43を設定しておき、表皮材側のゲート42を通じて供給される半溶融樹脂M1 の供給時、上下型40,50のクリアランスを大きくとるように上型50を一時停止位置で停止させるとともに、樹脂単体側のゲート42を通じて半溶融樹脂M2 を供給する際、型間クリアランスを小さく設定した二次停止位置で停止させることにより、成形精度が優れ、かつ、軽量化に貢献でき、造形自由度を拡大した積層成形体を簡単に成形できる。
請求項(抜粋):
モールドプレス成形用型(40,50)内で半溶融樹脂(M1 ,M2 )を所要形状に成形してなる樹脂芯材(20)と、この樹脂芯材(20)のモールドプレス成形時、樹脂芯材(20)の表面の一部を被覆する表皮材(30)とから構成される積層成形体の成形方法において、モールドプレス成形用上型(50)の型面の一部に表皮材(30)をセットするとともに、表皮材(30)をセットした上型(50)を下降操作する際、上下型(40,50)の型間クリアランスを大きく設定した一段停止位置で上型(50)を停止させ、表皮材側のゲート(42)を通じて半溶融樹脂(M1 )を下型(40)の型面上に供給し、その後、上型(50)が下降し、二段停止位置で上型(50)を停止させ、樹脂単体側のゲート(43)を通じて半溶融樹脂(M2)を下型(40)の型面上に供給し、その後、上型(50)が下死点まで下降して、上下型(40,50)の係合圧締めにより樹脂芯材(20)を所要形状にモールドプレス成形するとともに、樹脂芯材(20)の表面の一部を表皮材(30)により被覆一体化することを特徴とする積層成形体の成形方法。
IPC (6件):
B29C 43/18
, B29C 43/20
, B29C 43/34
, B29K105:20
, B29L 9:00
, B29L 31:58
FI (3件):
B29C 43/18
, B29C 43/20
, B29C 43/34
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