特許
J-GLOBAL ID:200903035817877382

磁気ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-013889
公開番号(公開出願番号):特開2001-202732
出願日: 2000年01月18日
公開日(公表日): 2001年07月27日
要約:
【要約】【課題】10nm以下の浮上量を実現するために、高度3000m時の浮上量低下量を2nm以下、さらにゼロにする。【解決手段】磁気ディスク装置のスライダにおいて、正圧力の作用点を流入端側に、負圧力の作用点を流出端側に移動させて、流出端への負圧力の影響を大きくすることにより、減圧時に浮上量増加方向の作用を発生させる。減圧時に浮上量が増加するスライダも可能。クレームとしては、正圧力の作用点より等価押付力の作用点が流入端側にあり、正圧力の作用点と等価押付力の作用点との距離が、スライダ全長の0.1倍より大くする。
請求項(抜粋):
スピンドルに回転可能に取り付けられた磁気ディスクと、この磁気ディスク表面に対向して、正圧力を発生する浮上レールあるいは浮上パッドと、流出端側の浮上レールあるいは浮上パッドに前記磁気ディスク上にデータを記録/再生するための磁気ヘッドとを備えたスライダと、このスライダを支持して所定の押付荷重を付与するサスペンションと、前記サスペンションに取り付けられて前記スライダを磁気ディスク上に位置決めするためのキャリッジを有する磁気ディスク装置において、前記スライダは、スライダ流入端から流出端に向けて窪む形状に形成された逆ステップ状段差壁と、この逆ステップ状段差壁の流出端側に形成され、浮上レールあるいは浮上パッドから窪んだ、対向面に作用する負の圧力の合力である負圧力を発生するブリード面を有し、前記サスペンションによって前記スライダに付与される力およびモーメントを磁気ディスク表面に垂直な力に合成した合力である等価押付荷重の、前記スライダへの作用点である等価荷重点が、前記スライダの逆ステップ状段差壁より流入端側に位置することを特徴とする磁気ディスク装置。
IPC (2件):
G11B 21/21 ,  G11B 21/21 101
FI (2件):
G11B 21/21 F ,  G11B 21/21 101 P

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