特許
J-GLOBAL ID:200903035820906709

磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-281070
公開番号(公開出願番号):特開平5-125445
出願日: 1991年10月28日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明は電気機器の鉄心に用いられる一方向性電磁鋼板の磁気特性の高位安定化を図ることを目的とする。【構成】 C、Si、Mn、酸可溶性Al:0.010〜0.060%、S+0.405Se:0.014%以下、N:0.0030%未満を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなるスラブを1280°C未満の温度で加熱し、熱延を行い、熱延板焼鈍を施すことなく、80%以上の圧下率での冷延、脱炭焼鈍、最終仕上焼鈍を施す一方向性電磁鋼板の製造において、酸可溶性Al量、N量を、所定の関係式で表される範囲内とし、熱延後最終仕上焼鈍の二次再結晶開始までの間に窒化処理を施すことを特徴とし、さらには、脱炭焼鈍完了後最終仕上焼鈍開始までの間の一次再結晶粒の平均粒径制御、または、Sn添加を行うことを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量%でC:0.025〜0.075%、Si:2.5〜4.5%、酸可溶性Al:0.010〜0.060%、N:0.0030%未満、S+0.405Se:0.014%以下、Mn:0.05〜0.8%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなるスラブを1280°C未満の温度で加熱し、熱延し、次いで熱延板焼鈍を施すことなく、圧下率80%以上の最終冷延、脱炭焼鈍、最終仕上焼鈍を施して一方向性電磁鋼板を製造する方法において、スラブの酸可溶性Al、Nの含有量を重量%を単位としてAl(%)、N(%)とした時、下記の式の範囲に制御し、Al(%)-27/14N(%)>0.0100熱延後、最終仕上焼鈍の二次再結晶開始までの間に鋼板に窒化処理を施すことを特徴とする磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 8/12 ,  C21D 3/04 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/60 ,  C23C 8/26

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