特許
J-GLOBAL ID:200903035828052229

自動車の車速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-253644
公開番号(公開出願番号):特開平7-232573
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 車間型フィードバック制御中に車間距離検出装置が先行車をロストしたとき、安全性を確保しつつ高速走行を確保する。【構成】 車速を略一定に保つ車速型フィードバック制御部と、自車と先行車との車間距離を略一定に保つ車間型フィードバック制御部とを備える。車間型フィードバック制御中に車間距離検出装置が先行車をロストしたとき、その原因が先行車の自車進行路からの離脱によるものか、それ以外の原因、例えば道路形状又は雨、霧、悪路等道路環境の変化によるものかを判別し、それに応じて車速型フィードバック制御の目標車速を設定する。ロスト原因が先行車の自車進行路からの離脱によるときの目標車速を、それ以外の原因によるときの目標車速よりも高く設定する。先行車のロスト地点に自車が到達した前後で舵角θ又は路面勾配βが大きく変化したときはロスト原因が道路形状によるものと判断し、変化しないときはロスト原因が先行車の自車進行路からの離脱によるものと判断する。
請求項(抜粋):
車速を略一定に保つよう制御する車速型フィードバック制御部と、自車と先行車との車間距離を車間距離検出装置で検出し上記車間距離を略一定に保つよう制御する車間型フィードバック制御部とを備えた自動車の車速制御装置において、上記車間型フィードバック制御部による制御中に上記車間距離検出装置が先行車を検出できずロストしたとき、その原因が先行車の自車進行路からの離脱によるものか、それ以外の原因によるものかを判別するロスト原因判別手段と、該判別手段の判別結果に応じて上記車速型フィードバック制御部による制御の目標車速を設定する目標車速設定手段とを備えており、ロスト原因が先行車の自車進行路からの離脱によるときの目標車速は、ロスト原因がそれ以外の原因によるときの目標車速よりも高く設定されていることを特徴とする自動車の車速制御装置。

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