特許

J-GLOBAL ID：200903035828250225

スペクトラム拡散双方向通信装置

発明者： 菅原 淳
出願人/特許権者： 日本信号株式会社
代理人 (1件)： 石井 光正
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-261219
公開番号（公開出願番号）：特開平5-075572
出願日： 1991年09月12日
公開日（公表日）： 1993年03月26日
要約：

【要約】【目的】 スペクトラム拡散双方向通信装置の送信部から受信部へのもれ込み(遠近問題)を排除する。【構成】 送信すべき所定の情報信号を、所定の擬似雑音符号PN1 とそのPN1 を反転させたもの(※PN1 )とを合成して生成した合成擬似雑音符号(PN1 +※PN1 )で拡散変調して送信する送信部と、受信した信号を、その信号を送信する際の拡散変調で用いた所定のPN1 又はこれと異なる擬似雑音符号PNi を2個合成して生成した(PN1 +PN1 )又は(PNi +PNi )で、拡散復調して受信すべき情報信号を抽出する受信部とを有している。これにより、拡散変調用と拡散復調用とのPN符号は相互相関値が「0」となり、例え送信部から受信部へのもれ込みがあっても排除することができる。

請求項（抜粋）：

送信すべき所定の情報信号を、所定の基準となる擬似雑音符号とその基準となる擬似雑音符号を反転させた擬似雑音符号とを合成して生成した合成擬似雑音符号で拡散変調して送信する送信部と、受信した信号を、その信号を送信する際の拡散変調で用いた所定の擬似雑音符号とその擬似雑音符号とを合成して生成した合成擬似雑音符号で拡散復調して受信すべき情報信号を抽出する受信部と、を有することを特徴とするスペクトラム拡散双方向通信装置。

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 特開平4-347942