特許
J-GLOBAL ID:200903035830686332

沸騰水型原子炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-255478
公開番号(公開出願番号):特開平11-094972
出願日: 1997年09月19日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】炉心部の圧力設定および沸騰部面積と非沸騰部面積との比の設定等により、限界出力比を低下させることなく、転換比やプルトニウムの燃焼効率を向上させる。【解決手段】プルトニウムを含む核燃料物質が封入された多数本の燃料棒10を束ね、その周囲をチャンネルボックス13で囲む。燃料集合体12を原子炉圧力容器内に一定間隔で配置することにより炉心を構成する。燃料集合体相互間に沸騰しない水が流れる外部バイパス部を設けるとともに、これら外部バイパス部の一部または全ての部位に十字断面形状の上下に可動な制御棒11を配置する。炉心部の運転圧力を5MPa以下の範囲に設定する一方、炉心の水平方向断面における沸騰部の面積Aと、外部バイパス部およびウォータロッド内部の非沸騰水通路部の面積の和Bとの比A/Bを、3以上に設定する。
請求項(抜粋):
プルトニウムを含む核燃料物質が封入された多数本の燃料棒と、非沸騰水が内部を流れる0本または1本以上のウォータロッドとを束ね、その周囲をチャンネルボックスで囲むことにより内部に沸騰部流路を形成した燃料集合体を備え、これら燃料集合体を原子炉圧力容器内に一定間隔で配置することにより炉心を構成し、前記燃料集合体相互間に沸騰しない水が流れる外部バイパス部を設けるとともに、これら外部バイパス部の一部または全ての部位に十字断面形状の上下に可動な制御棒を配置した沸騰水型原子炉であって、前記炉心部の運転圧力を5MPa以下の範囲に設定する一方、前記炉心の水平方向断面における沸騰部の面積Aと、前記外部バイパス部およびウォータロッド内部の非沸騰水通路部の面積の和Bとの比A/Bを、3以上に設定したことを特徴とする沸騰水型原子炉。
IPC (6件):
G21C 5/00 GDB ,  G21C 3/328 ,  G21C 3/328 GDB ,  G21C 3/62 ,  G21C 7/00 GDB ,  G21C 7/10
FI (8件):
G21C 5/00 GDB A ,  G21C 3/62 K ,  G21C 3/62 N ,  G21C 3/62 L ,  G21C 7/00 GDB B ,  G21C 3/30 T ,  G21C 3/30 GDB W ,  G21C 7/10 H

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