特許
J-GLOBAL ID:200903035847270253

複合防音材構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-039963
公開番号(公開出願番号):特開平7-248776
出願日: 1994年03月10日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 制振層及びばね-質量複合体を主体とする複合防音材構造において、ばね層の通気抵抗を低減することにより、ばね層の共振周波数を従来より低下させ、よって従来よりも低周波数領域において振動及び騒音を低減させ得る複合防音材の構造を提供する。【構成】 本例の防音材構造は、制振層1の上面に波状シ-トSを有し、この波状シ-トS上にばね層2を及びばね層2上にさらに質量層3を積層した四層の構造よりなる。波状シ-トSはダンボ-ルの芯であり、制振層1としては、比重1.60、厚さ3mmの瀝青系制振材を使用し、ばね層2としては、多孔質材料のレジンフェルトであって密度0.055g/cm3 、厚さ15mmのものを使用した。また質量層3としては比重1.70、厚さ2mmの塩化ビニルシ-トを使用した。ばね層2内の空気が波状シ-トSの層から防音材構造外部へ移動し易くなるので、これによりばね層2の通気抵抗が低減され、ばね層2の共振周波数が従来より低下する。
請求項(抜粋):
空気を含む多孔質のばね層上に質量層を重ねたばね-質量複合体層を制振層の上に配置してなる複合防音材構造であって、前記制振層とこの上に配置される前記ばね層間には、該両層の境界面に沿った一端と他端を連通し、ばね層内の空気を外部に連通させる通気道手段が設けられてなることを特徴とした複合防音材構造。
IPC (4件):
G10K 11/172 ,  B32B 5/18 ,  B60R 13/08 ,  E04B 1/86
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-046942
  • 特開昭63-046942

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