特許
J-GLOBAL ID:200903035853417630
電気泳動ゲルからの核酸回収方法及びそれに用いる核酸回収チップ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福田 尚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-152401
公開番号(公開出願番号):特開平8-327595
出願日: 1995年05月26日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【目的】 核酸をアガロースゲルにて電気泳動後、このアガロースゲルから直接目的核酸を短時間に、高濃度、高純度、高回収率の回収液としてより簡便に回収を行うための核酸回収チップ及びこれを用いた核酸回収方法を提供する。【構成】 核酸を通過させる孔径を有し且つ核酸の吸着性が全くないか又はほとんどない膜3と、核酸を通過させない孔径を有し且つ核酸の吸着性が全くないか又はほとんどない膜1を用い、これら両膜3,1間に核酸回収室8を設けて成る核酸回収チップ7を、その回収室8内にあらかじめ緩衝液を注入した状態で、アガロースゲル5に含まれる目的核酸バンド4附近のプラス極側に、チップ7の核酸を通過できない膜1側をプラス側に向けて差し込み、再び電気泳動によって目的核酸を核酸回収室8の緩衝液に回収する核酸回収方法及び前記構成の核酸回収チップ7である。
請求項(抜粋):
核酸を通過させる孔径を有し且つ核酸の吸着性が全くないか又はほとんどない膜(3)と、核酸を通過させない孔径を有し且つ核酸の吸着性が全くないか又はほとんどない膜(1)を用い、これら両膜(3),(1)間に核酸回収室(8)を設けて成る核酸回収チップ(7)を、前記回収室(8)に緩衝液を注入させた状態で、アガロースゲル(5)に含まれる目的核酸バンド(4)附近のプラス極側に、前記チップ(7)の核酸を通過できない膜(1)側をプラス側に向けて差し込み、再び通電し電気泳動することによって目的核酸を核酸回収室(8)の緩衝液に回収することを特徴とする核酸回収方法。
IPC (6件):
G01N 27/447
, C07H 21/04
, C12M 1/00
, C12N 15/09
, C12Q 1/68
, G01N 33/50
FI (6件):
G01N 27/26 315 C
, C07H 21/04 B
, C12M 1/00 A
, C12Q 1/68 Z
, G01N 33/50 P
, C12N 15/00 A
前のページに戻る