特許
J-GLOBAL ID:200903035855002608

炭素製品焼成用トンネルキルン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-328445
公開番号(公開出願番号):特開平6-147778
出願日: 1992年11月12日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【構成】 予熱帯の炉内温度が350〜800°Cの領域で発生した黒煙は、炉内ガス吸引口11から吸引フアン12により吸引されてバーナ2の燃焼空気の一部として打ち込まれ、黒煙は燃焼されて消失する。予熱帯の800°C以上の高温部での黒煙を含んでいない炉内ガスが、熱風吸引口13から打込フアン14によつて吸引されて予熱帯の低温部に熱風打込口15から打ち込まれ、低温部の不足熱量が補充される。【効果】 発生した黒煙が炉体内で燃焼処理されて外部に排出されるのが防止され、しかも、焼成用燃料のエネルギをそのまま利用するから、経費増を招かない。黒煙発生域よりも前の領域での不足熱量が補充されて、炉体内が所定のヒートカーブに維持される。
請求項(抜粋):
タール、ピツチ等を結合剤として含有した炭素製品を台車上に載せてトンネル状の炉体内を走行させる間に、該炉体内に形成された一定のヒートカーブの温度雰囲気に従つて予熱、焼成及び冷却を順次に行うようにした炭素製品焼成用トンネルキルンにおいて、予熱帯の前記結合剤が熱分解して黒煙が発生する炉内温度が350〜800°Cの領域の炉内ガスを吸引して、800°C以上の高温域の炉体内に打ち込む黒煙燃焼用手段と、前記高温域の炉内ガスを吸引して、予熱帯の前記黒煙の発生域よりも前の低温域に打ち込む熱量補充用手段とを設けたことを特徴とする炭素製品焼成用トンネルキルン。
IPC (3件):
F27D 17/00 104 ,  F27B 9/00 ,  F27D 7/04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-017383

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