特許
J-GLOBAL ID:200903035856647513
乗算回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-280132
公開番号(公開出願番号):特開平7-111422
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 ダブルバランス形の乗算回路において生じる不要なビート成分を大幅に低減する。【構成】 ダブルバランス形の乗算回路において、下側のトランジスタQ12、Q13のベースに、これら下側のトランジスタQ12、Q13のコレクタ・ベース間の浮遊容量CCB、CCBよりも十分に大きな値の第1及び第2コンデンサC12、C13をそれぞれ接続する。上側のトランジスタQ14〜Q17の入力信号S15により下側のトランジスタQ12、Q13のベースに生じる微分パルス成分PB、PBを、第1及び第2のコンデンサC12、C13を通じてバイパスする。
請求項(抜粋):
第1のトランジスタを定電流源として第2及び第3のトランジスタが差動接続され、上記第2のトランジスタのコレクタに、そのコレクタ電流を分岐する1対の第4及び第5のトランジスタのエミッタが接続され、上記第3のトランジスタのコレクタに、そのコレクタ電流を分岐する1対の第6及び第7のトランジスタのエミッタが接続され、上記第4及び第7のトランジスタのベースが互いに接続され、上記第5及び第6のトランジスタのベースが互いに接続され、上記第4及び第6のトランジスタのコレクタが互いに接続され、上記第5及び第7のトランジスタのコレクタが互いに接続され、上記第2及び第3のトランジスタのベースに第1及び第2の抵抗器を通じてベースバイアス電圧が供給され、上記第2及び第3のトランジスタのベースの少なくとも一方に、第1の入力信号が供給され、上記第4及び第7のトランジスタのベースと、上記第5及び第6のトランジスタのベースとの間に第2の入力信号が供給され、上記第4及び第6のトランジスタのコレクタあるいは上記第5及び第7のトランジスタのコレクタの少なくとも一方から、上記第1の入力信号と上記第2の入力信号との乗算結果の信号が出力されるようにしたダブルバランス形の乗算回路において、上記第2及び第3のトランジスタのベースに、これら第2及び第3のトランジスタのコレクタ・ベース間の浮遊容量よりも十分に大きな値の第1及び第2コンデンサをそれぞれ接続し、上記第2の入力信号により上記第2及び第3のトランジスタのベースに生じる微分パルス成分を、上記第1及び第2のコンデンサを通じてバイパスするようにした乗算回路。
IPC (2件):
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