特許
J-GLOBAL ID:200903035856926021

ローラ用ラジアルベアリングユニットおよびこれが装着されたローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-324846
公開番号(公開出願番号):特開平6-144539
出願日: 1992年11月09日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 ローラコンベア等に使用するローラに対し、ラジアルベアリング等を簡単に装着できるようにする。【構成】 インナレース2、アウタレース3、鋼球4およびリテーナ5を含むベアリング本体6の外側に装着部8が形成されている。装着部8には内方向ストッパ11と外方向ストッパ12が一定の間隔をおいて形成されている。このような装着部8とアウタレース3とは樹脂部品10として一体成形され、装着部8とアウタレース3との間には円環状の溝9が形成されているため、装着部8は縮径方向に弾性変形可能である。そして、ローラ部材20の開口端部は内側に巻込まれるように湾曲形成され、この湾曲部21の開口縁部がベアリング装着孔22とされる。ここにベアリングユニット1が弾性変形させられつつ押込まれることにより、その開口縁部の外側に内方向ストッパ11が、内側に外方向ストッパ12がそれぞれ位置して、当該ベアリングユニット1がローラ部材20の端部に装着された状態となる。
請求項(抜粋):
ローラ部材の端部のベアリング装着孔に装着されるラジアルベアリングユニットであって、ベアリング本体と、そのベアリング本体の外側に所定の隙間を介して一体的に設けられ、そのベアリング本体の中心側へ縮径方向に弾性変形可能な装着部と、その装着部に形成され、前にローラ部材のベアリング装着孔の開口縁部に外側から当接して、当該ベアリングユニットがそのベアリング装着孔の内方へ移動することを阻止する内方向ストッパと、前記装着部に形成され、前記ローラ部材のベアリング装着孔の開口縁部に内側から当接して、当該ベアリングユニットがそのベアリング装着孔の外方へ移動することを阻止する外方向ストッパと、を備えることを特徴とするローラ用ラジアルベアリングユニット。

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