特許
J-GLOBAL ID:200903035865442789

光学式エンコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-004113
公開番号(公開出願番号):特開平9-196703
出願日: 1996年01月12日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】 複数位相のスリット通過光の混合を防止する。【解決手段】 円錐状同軸反射面を有する透明樹脂製の固定部本体30の光ガイドの第1反射鏡34と第2反射鏡35のそれぞれに、半径方向に隣接する各信号検出光の境界のスリット間隔33に対向する位置に、反射光消去部として、入射する検出光に垂直な面を有するL字状の溝または突起部部34L,35Lを全周にわたって環状に設ける。反射光消去部は回転部本体20側に設けてもよい。
請求項(抜粋):
光束を発光して測定対象の回転体の回転軸に平行に投射する光源部と、前記回転体の回転軸に同心的に固定され、複数の放射状のスリットが全周に亙って環状に等間隔で配置される円板状の回転部と、前記回転部のスリットに対向して全周に亙って放射状に等間隔で配置され、さらに、検出する信号の位相数Nと同数の列に半径方向にも分割されたスリットを有する円板状の固定部と、前記固定部のスリットを通過した光信号を検出して複数位相Nの電気信号に変換する受光部と、軸心に対してそれぞれ45度の傾斜角を有し、かつ、軸心に垂直方向に対向する円錐状の第1反射鏡および第2反射鏡からなり、入射光束を遠心的に放射または求心的に集光して、前記光源部から投射された光束を前記回転部のスリットおよび固定部のスリットを経由して前記受光部に導く光ガイドの回転部本体および固定部本体とを有する光学式エンコーダにおいて、前記回転部本体および固定部本体のうち、少なくとも1つの反射鏡面に、前記半径方向に隣接するN列の光信号の各境界に対応する位置に入射する光束に対してそれぞれ垂直な面を有するL字状の環状の反射光消去部が設けられることを特徴とする光学式エンコーダ。
FI (3件):
G01D 5/36 S ,  G01D 5/36 D ,  G01D 5/36 T

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