特許
J-GLOBAL ID:200903035868402052

電子部品用液状接着剤およびそれを用いる絶縁接着層の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 剛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-057183
公開番号(公開出願番号):特開平9-241601
出願日: 1996年03月14日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 十分な耐熱性、信頼性、作業性および加工性を有する電子部品用液状接着剤およびそれを用いる絶縁接着層の形成方法を提供する。【解決手段】 有機溶剤に、重量平均分子量1,000 〜200,000 のカルボキシル基含有ブタジエン-アクリロニトリル共重合体、アクリル基含有ブタジエン-アクリロニトリル共重合体、エポキシ基含有ブタジエン-アクリロニトリル共重合体およびブタジエン-アクリロニトリル共重合体の少なくとも1種を溶解させた溶液に、2個以上のマレイミド基を含有する化合物を、上記共重合体の合計量100重量部に対して、10〜900 重量部の割合で分散してなる電子部品用液状接着剤。この液状接着剤を電子部品に対して、ディスペンス法またはスクリーン印刷法により塗布し、その後熱硬化させることにより絶縁パターンまたは絶縁層を形成する。
請求項(抜粋):
(a)重量平均分子量1,000〜200,000およびカルボキシル基当量30〜10,000を有する、式(I-1)で示されるカルボキシル基含有ブタジエン-アクリロニトリル共重合体および/または式(I-2)で示されるカルボキシル基含有ブタジエン-アクリロニトリル共重合体、【化1】(式中、k′、m′およびn′は、モル比であって、n′=1に対して、m′=1〜175、k′=0.3〜93の範囲の数を表わす。)(b)重量平均分子量1,000〜200,000およびアクリル基当量500〜10,000を有する、式(II-1)で示されるアクリル基含有ブタジエン-アクリロニトリル共重合体および/または式(II-2)で示されるアクリル基含有ブタジエン-アクリロニトリル共重合体、【化2】(式中、k′′、m′′およびn′′は、モル比であって、n′′=1に対して、m′′=1〜175、k′′=0.3〜93の範囲の数を表わす。)(c)下記成分(e)のピペラジニルエチルアミノカルボニル基含有ブタジエン-アクリロニトリル共重合体または上記成分(a)のカルボキシル基含有ブタジエン-アクリロニトリル共重合体の末端または分子鎖中のピペラジニルエチルアミノカルボニル基またはカルボキシル基をエポキシ変性して得られた、重量平均分子量1,000〜200,000およびエポキシ基当量500〜10,000を有するエポキシ基含有ブタジエン-アクリロニトリル共重合体、および(d)重量平均分子量1,000〜200,000を有する下記式(III )【化3】(式中、aおよびbは、モル比であって、b=1に対して、a=1〜175の範囲の数を表わす。)で示されるブタジエン-アクリロニトリル共重合体よりなる群から選択された少なくとも1種の共重合体と、(e)重量平均分子量1,000〜200,000およびアミノ基当量500〜10,000を有する、式(IV-1)で示されるピペラジニルエチルアミノカルボニル基含有ブタジエン-アクリロニトリル共重合体および/または式(IV-2)で示されるピペラジニルエチルアミノカルボニル基含有ブタジエン-アクリロニトリル共重合体【化4】(式中、k、mおよびnは、モル比であって、n=1に対して、m=1〜175、k=0.3〜93の範囲の数を表わす。)とよりなり、該成分(a)ないし成分(e)の合計量に対する成分(e)の割合が0〜60重量%未満である共重合体または共重合体組成物を、有機溶剤に溶解させた溶液に、(f)下記式(V-1)ないし(V-6)【化5】【化6】で示される化合物から選択された2個以上のマレイミド基を含有する化合物を、上記成分(a)ないし成分(e)の合計量100重量部に対して、10〜900重量部の割合で分散させてなることを特徴とする電子部品用液状接着剤。
IPC (3件):
C09J147/00 JDS ,  C09J109/02 JDY ,  H01L 23/50
FI (3件):
C09J147/00 JDS ,  C09J109/02 JDY ,  H01L 23/50 Z

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