特許
J-GLOBAL ID:200903035872839430

高速で移動する移動ステーションを検出してマイクロセルとマクロセルとの間でハンドオーバーする方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-526746
公開番号(公開出願番号):特表平9-512142
出願日: 1995年04月12日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】本発明は、セルラー移動無線システムにおいてマイクロセルとマクロセルとの間でハンドオーバーを実行する方法に係る。マイクロセル(C1-C6)は、主として移動ステーション(MS)により低い送信電力で使用される。マイクロセルネットワークに少なくとも部分的に重畳するマクロセル(CM)は、主として移動ステーションにより高い送信電力で使用される。本発明によれば、マイクロセルには、隣接セルの2つのグループと、移動ステーションがマイクロセルに登録される時間に対するスレッシュホールド値とを指定することができる。主としてマイクロセルネットワーク(C1-C6)を使用する移動ステーション(MS)は、移動ステーションが1つの隣接セルグループからマイクロセルへ移動しそして更に第2の隣接セルグループへ移動し、その速度が高い速度であって、マイクロセルに対する登録の時間が、移動ステーションが通過するマイクロセルの所定の割合において、上記所定のスレッシュホールド値よりも短くなる場合に、マクロセル(CM)を使用するように引き渡すことができる。
請求項(抜粋):
移動ステーションと、これら移動ステーションにより主として比較的低い送信電力及び速度で使用されるマイクロセルネットワークと、該マイクロセルネットワークに地理的に少なくとも部分的に重畳し、上記移動ステーションにより主として比較的高い送信電力及び速度で使用されるマクロセルネットワークとを備えたセルラー移動システムにおいてマイクロセルとマクロセルとの間のハンドオーバーを実行する方法において、 少なくとも幾つかのマイクロセルに時間限界を指定し、 マイクロセルに移動ステーションが入場するときと、それがマイクロセルから退出するときとの間の時間を測定し、 移動ステーションの入場及び退出の方向を決定し、 上記測定された時間が上記時間限界より短くそして入場の方向が退出の方向と異なる場合にマイクロセルにおいて移動ステーションを高速であると確認し、そして 充分な数のマイクロセルが移動ステーションを高速であると確認する場合に、マイクロセルネットワークを用いる移動ステーションをマクロセルネットワークにハンドオーバーする、 という段階を備えたことを特徴とする方法。
IPC (2件):
H04Q 7/22 ,  H04Q 7/28

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