特許
J-GLOBAL ID:200903035889238538
ズームレンズ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
小林 和憲
, 飯嶋 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-047239
公開番号(公開出願番号):特開2009-204890
出願日: 2008年02月28日
公開日(公表日): 2009年09月10日
要約:
【課題】小径のカム筒にカムを緩やかな傾斜で形成するとともに変倍駆動リングの光軸方向への移動を防止する。【解決手段】変倍時にカム筒19は一方向に回転して4つのカム開口33〜36の変位によりレンズ保持枠23〜26を同じ方向に移動させる。カム筒19の外周にはカム筒用カムフォロワー48が設けられている。カム筒用カムフォロワー48はカム筒19の外周に配した固定筒18に設けたカム筒用カム開口47を通って固定筒18の外周に配した変倍駆動リング20の光軸方向に長い溝部20aに係合している。変倍駆動リング20は、カム筒19を回転させレンズ保持枠23〜26を移動させるとともに、カム筒用カム開口47の変位によりレンズ保持枠23〜26を保持したままカム筒19を光軸方向に移動させる。これに伴うカム筒用カムフォロワー48の光軸方向への移動は溝部20a内で行なわれ、変倍駆動リング20の光軸方向への移動は発生しない。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直進ガイド開口を有する固定筒と、
変倍時にそれぞれ異なった移動量で移動されるレンズ群を各々保持し、前記直進ガイド開口に係合するカムフォロワーを外周に設けた複数のレンズ保持枠と、
前記固定筒の内部で回転自在にかつ光軸方向に移動自在に支持されており、また、前記複数のレンズ保持枠を内部で光軸方向に移動自在に保持するカム筒と、
前記カム筒に設けられ、前記各カムフォロワーの各々に係合しており、光軸を中心とする周方向の一方に向けて前記カム筒を回転することで前記各レンズ保持枠の全てを前記固定筒に対して光軸方向のうちの一方向に向けて移動させる向きに傾斜して形成されているカムと、を備えたズームレンズ装置において、
前記固定筒に設けられたカム筒用カム開口と、
前記カム筒の外周に突出して設けられ、前記カム筒用カム開口に係合するカム筒用カムフォロワーと、
前記固定筒の外周で回転自在に取り付けられ、前記カム筒用カムフォロワーの先端に係合して前記カム筒に回転力を与えるとともに前記カム筒用カムフォロワーの光軸方向への移動を許容する光軸方向に長い溝部が形成された変倍駆動リングと、
を備え、
前記カム筒用カム開口は、前記変倍駆動リングの前記光軸を中心とする周方向の前記一方への回転により前記各カムが前記各レンズ保持枠を移動させる方向と同じ方向に前記カム筒を移動させる向きに傾斜して形成されていることを特徴とするズームレンズ装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (1件):
引用特許:
出願人引用 (2件)
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特開平4-57007号公報
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ズームレンズ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-087941
出願人:フジノン株式会社
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