特許
J-GLOBAL ID:200903035893455756

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-339730
公開番号(公開出願番号):特開平6-156046
出願日: 1992年11月26日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 簡単な制御ロジックで、より体感フィーリングに適合した温調制御を実現する。【構成】 日射量の変化速度ΔQsun とブロア制御量Bvを求め(ステップ103、104)、この両変数に基づいて、日射信号を補正する際の時定数と補正状態保持時間とをファジィ推論する(ステップ105)。そして、ファジィ推論した時定数T1、T2と補正状態保持時間T3とを用いて日射信号Qsun を補正し(ステップ106)、その補正後の日射信号Qsun ’を用いて空調熱負荷に相当する総合信号T’を演算し(ステップ107)、その総合信号T’に基づいてブロアを始めとする各種空調出力機器を制御する(ステップ108)。
請求項(抜粋):
車内の目標温度を設定する温度設定器と、車内温度を検出する車内温度センサと、車両に対する日射量を検出して日射信号を出力する日射センサと、前記日射信号の変化を所定の時定数で定まる緩やかな勾配を持った変化に補正すると共に、日射信号の立ち下がり時に立ち下がり開始時点の値を所定の保持時間だけ保持した後立ち下がりを開始するよう補正する日射信号補正手段と、少なくとも前記目標温度、車内温度、及び補正後の日射信号に基づいて車内熱負荷に相当する総合信号を演算する総合信号演算手段と、前記総合信号に基づき少なくともブロアを含む空調出力機器を制御する制御手段と、を備えた車両用空調装置において、前記日射センサの出力する日射信号の変化速度を演算する手段と、少なくとも前記温度設定器により設定された目標温度と、前記車内温度センサにより検出された車内温度とに基づきブロア制御量を演算する手段と、前記日射信号の変化速度とブロア制御量と予め定められた所定のルールとに基づいて前記時定数と保持時間をファジィ推論し、推論した時定数及び保持時間の値を前記日射信号補正手段に入力するファジィ推論手段と、を備えたことを特徴とする車両用空調装置。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-155823
  • 特開昭55-114611
  • 特開平4-173416
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