特許
J-GLOBAL ID:200903035894286583

生コンクリート廃水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-355228
公開番号(公開出願番号):特開平7-136698
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 セメント系スラッジ水中の、コンクリート用化学混和剤を取り除くとともに、スラッジの物性を調整し、脱水効率の向上を目指すこと。【構成】 残存生コンクリートの骨材を分離したスラッジ水の発生の都度微細なるエアーを混入し、水面に浮上する気泡を取り除いた後のスラッジの攪拌と、水和反応の時間の調整による前処理工法、及び、該採取した気泡を液化して生コンの混錬水に再使用すること、脱水した濾過水は、戻りコンクリートの処理水及び内洗い水に再使用することよりなる再使用工法よりなる。
請求項(抜粋):
残存生コンクリートより骨材を回収した後のスラッジ水を脱水処理する方法において、骨材の分離機から、スラッジ水を受け入れているスラッジ槽に据え付けたサンドポンプで、スラッジ水を前処理槽に直送し、脱水サイクル毎に前処理を連動してなる前処理工法と、前処理によって分離した、含有混和剤溶液とスラッジ水を区分した再使用工法とからなるものであって、前記前処理工法は、スラッジ水中に、微細なるエアーを混入して気泡を発生させ、混和剤を気泡に連行して水面上に浮上させ、該気泡を取り除く手段、及び、下部排出口の近傍に、攪拌機構を設ける手段よりなり、さらに、再使用工法は、採取した気泡を液化し、生コンの混練水に混入使用する手段、及び、濾過水のみを、戻りコンクリートの処理水、及び、ミキサー車の内洗水に再使用する手段よりなることを特徴とする生コンクリート廃水の処理方法。

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