特許
J-GLOBAL ID:200903035894834297

燃料タンクのベントカットバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-339370
公開番号(公開出願番号):特開平6-183271
出願日: 1992年12月21日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 燃料給油時にエバポチューブを遮断する構造を提供する。【構成】 ベントカットバルブ21のバルブケーシング35は、各々連通孔40a,40bを有する下部仕切壁40、上部仕切壁41によってフィラーチューブ23寄りから第1室37,第2室38,第3室39に区画してあり、各々ベントチューブ29,導出チューブ30,エバポチューブ27に接続される。第2室38には下部仕切壁40の連通孔40aをスプリング48によって閉じるバルブ本体46を設けてあり、そのシャフト45はフィラーチューブ23内に突出するロッド42に当接している。第2室38には上部仕切壁41の連通孔41aを閉じるチェックバルブ50を設けてある。チェックバルブ50のシャフト51はバルブ本体46の中央の挿入部49内に挿入してあり、ここに設けたスプリング52によって上部仕切壁41に付勢してある。
請求項(抜粋):
燃料給油ガンのノズルが挿入されるフィラーチューブのガン挿入部にノズルを挿入することにより開くシャッタが設けられ、このシャッタに連動し、燃料タンクとキャニスタとの間の通路を開閉するバルブ本体を有する燃料タンクのベントカットバルブにおいて、燃料タンクのフィラーチューブに取り付けられたバルブケーシング内を、フィラーチューブ寄りからベントチューブが接続される第1室と、キャニスタに連通する第2室と、エバポチューブが接続される第3室とに区画形成し、第1室と第2室とを区画する下部仕切壁と、第2室と第3室とを区画する上部仕切壁とに各々連通孔を設け、第2室には前記シャッタを介して前記バルブ本体を押圧し下部仕切壁の連通孔を開くようにバルブ本体を配置するとともに、該バルブ本体に上部仕切壁の連通孔を閉塞するチェックバルブを設け、このチェックバルブを上記バルブ本体との間に設けられた弾性部材によって上部仕切壁に付勢してあることを特徴とする燃料タンクのベントカットバルブ。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-356228

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