特許
J-GLOBAL ID:200903035899183480

灌液制御システムの制御方法および灌液制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-180889
公開番号(公開出願番号):特開2009-017792
出願日: 2007年07月10日
公開日(公表日): 2009年01月29日
要約:
【課題】灌液量の損失を著しく減少させることができるとともに、日射量の増減による影響を考慮した上で含水率を制御して、植物を適切に発育させることができる灌液制御システムの制御方法および灌液制御システムを提供する。【解決手段】内部に吸水布14及び植物を栽培する培地13が敷設された栽培容器10と、この培地に灌液する灌液器2と、栽培容器から流出した余剰液に浸かるように吸水布の一部が内在する貯留槽4とを有する栽培装置に備えられて、灌液器による上記培地への灌液を制御する灌液制御システムの制御方法として、非日照時間帯を除いて、貯留槽における上記余剰液量が減少したときに、灌液器を作動させて、灌液を行うとともに、午前の日照時間帯における植物に対する日射量が午前晴天基準値未満であった場合に、午後の日照時間帯における灌液器の作動を停止させる灌液制御システムの制御方法とした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内部に吸水布が配設されるとともに、この吸水布の上部に植物を栽培する培地が敷設された栽培容器と、この培地に灌液する灌液器と、上記栽培容器に一体的に形成され、上記栽培容器から流出した余剰液が貯留されるとともに、この貯留された余剰液に浸かるように上記吸水布の一部を内在する貯留槽とを有する栽培装置に備えられて、上記灌液器による上記培地への灌液を制御する灌液制御システムの制御方法であって、 夕方から夜間を経て日の出に至るまでの非日照時間帯を除いて、上記貯留槽における上記余剰液量が減少したときに、上記灌液器を作動させて、上記灌液を行うとともに、 上記日の出後から正午までの午前の日照時間帯における上記植物に対する積算日射量が晴天時の日射量に基づく基準値である午前晴天基準値未満であった場合に、上記正午から上記非日照時間帯前までの午後の日照時間帯における上記灌液器の作動を停止させることを特徴とする灌液制御システムの制御方法。
IPC (3件):
A01G 25/00 ,  A01G 27/04 ,  A01G 27/00
FI (6件):
A01G25/00 601J ,  A01G25/00 501D ,  A01G27/00 502C ,  A01G27/00 506 ,  A01G27/00 505Z ,  A01G27/00 502H
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-24827号公報
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-024827
  • 育苗機における潅水制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-023822   出願人:ヤンマー農機株式会社, ヤンマーディーゼル株式会社
  • 特開昭58-000265

前のページに戻る