特許
J-GLOBAL ID:200903035899320240

ころ軸受用合成樹脂製保持器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-166537
公開番号(公開出願番号):特開平11-051061
出願日: 1997年10月01日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 ころ9から柱部4に円周方向の力が加わった場合でも、この柱部4と第一、第二の円環部2、3との連続部が破損しにくい構造を実現する。【解決手段】 柱部4の両端部を連結する第一、第二の円環部2、3は、それぞれ第一の端面側仕切部6、6又は第二の端面側仕切部7、7を備える。このうち、第一の端面側仕切部6、6の剛性を、第二の端面側仕切部7、7の剛性よりも低くする。ころ9から柱部4に円周方向の力が加わった場合には、この柱部4が円周方向に変位して、この柱部4と第一、第二の円環部2、3との連続部に過大な応力が加わる事を防止する。
請求項(抜粋):
互いに間隔をあけて同心且つ平行に配置された第一、第二の円環部と、円周方向に亙って互いに等間隔に配置され、一端部を上記第一の円環部の内側面に、他端部を上記第二の円環部の内側面に、それぞれ連続させた複数本の柱部と、これら各柱部の円周方向両側面と上記第一、第二の円環部の内側面とにより周囲を囲まれた部分に設けられ、それぞれの内側にころを転動自在に保持する複数のポケットとを備えたころ軸受用合成樹脂製保持器に於いて、上記第一の円環部の内径は上記第二の円環部の外径以上であり、第一の円環部の一部で上記各ポケットに対応する部分をそれぞれ第一の端面側仕切部とし、第二の円環部の一部で上記各ポケットに対応する部分をそれぞれ第二の端面側仕切部とした場合に、上記各第一の端面側仕切部の円周方向に亙る剛性と上記各第二の端面側仕切部の円周方向に亙る剛性とを互いに異ならせた事を特徴とするころ軸受用合成樹脂製保持器。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-008525
  • 特開昭60-008525

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