特許
J-GLOBAL ID:200903035905673495
画像形成装置及びその駆動方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-274195
公開番号(公開出願番号):特開平10-172479
出願日: 1997年10月07日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 電子線のターゲット面上での照射位置ずれ、放電を抑制する。【解決手段】 1フレーム画像表示するための時間をΔT、1素子あたりの駆動時間をΔtで予め決められた値で駆動する画像形成装置において、スペーサの素子基板に垂直な方向の抵抗をR、スペーサの表面の電荷量の変化速度をQ’、スペーサの帯電の時定数をτu、スペーサの帯電緩和の時定数をτdとし、定常駆動時におけるスペーサ表面の帯電していない状態の電位からのずれ量ΔVsatを、ΔVsat = RQ'/8 ・ ( 1 - exp(-Δt/τu) ) / ( 1 - exp(-ΔT/τd) ) で定義したとき、画像形成装置内の電位を規定する部材等の配置で決まる定数をα、画素表示部上での輝点のずれの許容範囲を規定する定数をβとして、加速電極電位Va、電子放出素子/スペーサ間距離l、および電子放出素子/加速電極間距離dを、Va・l2/d2 > |ΔVsat| /(2・α・β)となるようにした。
請求項(抜粋):
複数の冷陰極型電子放出素子からなる電子源を有する素子基板と、前記素子基板に対向配置され前記電子源より放出された電子を加速するための加速電極と、少なくとも前記素子基板と前記加速電極間を真空に維持するための密閉構造を有する外囲器と、該外囲器を支持するためのスペーサを有し、1フレーム画像表示するための時間をΔT、1素子あたりの駆動時間(電子放出時間)をΔtで予め決められた値で駆動する画像形成装置において、該スペーサの素子基板に垂直な方向の抵抗をR、該スペーサの表面の電荷量の変化速度をQ’、該スペーサの帯電の時定数をτu、該スペーサが帯電した状態から帯電していない状態に緩和するまでの時定数をτdとし、定常駆動時における該スペーサ表面の帯電していない状態の電位からのずれ量ΔVsatを、ΔVsat = RQ'/8 ・ ( 1 - exp(-Δt/τu) ) / ( 1 - exp(-ΔT/τd) )で定義したとき、画像形成装置内の電位を規定する部材等の配置で決まる定数をα、画素表示部上での輝点のずれの許容範囲を規定する定数をβとして、加速電極電位Va、電子放出素子/スペーサ間距離l、および電子放出素子/加速電極間距離dを、Va・l2/d2 > |ΔVsat| /(2・α・β)となるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
IPC (3件):
H01J 31/12
, G09G 3/22
, H01J 29/87
FI (3件):
H01J 31/12 C
, G09G 3/22
, H01J 29/87
前のページに戻る