特許
J-GLOBAL ID:200903035906948056

電気車制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-285612
公開番号(公開出願番号):特開平6-141404
出願日: 1992年10月23日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 回路の小型化を可能とする。【構成】 この発明の電気車制御装置は、交流電源区間では切替器を交流側に設定し、第1の開閉手段を閉じ、第2の開閉手段を開くことによって、集電器から取り込む交流電力を変圧器で降圧し、二次出力を第1の開閉器を通して電力変換器に供給し、ここで直流に変換し、フィルタコンデンサを介してインバータ装置に供給し、誘導電動機の電源制御を行なう。また直流電源区間では、切替器を直流側に切り替え、第1の開閉手段を開き、第2の開閉手段を閉じることによって、集電器から取り込んだ直流電力を第2の開閉器を通して直接インバータ装置に供給し、誘導電動機の電源制御を行なう。こうして、交直切替手段を1つしか備えていないにもかかわらず、フィルタリアクトルの存在によってインバータ装置の高周波成分を架線側に流すことがないようにして、動作の信頼性を高くする。
請求項(抜粋):
架線から電源を取り込むための集電器と、電源遮断を行なうために前記集電器に接続された遮断器と、前記集電器、遮断器を介して得られる架線からの電力を交流側と直流側とに切り替える切替器と、前記切替器の交流出力側に接続された変圧器と、前記変圧器の二次出力側に第1の開閉手段を介して接続され、交流電力を直流電力に変換する電力変換器と、前記電力変換器の直流出力端に接続されたインバータ装置と、前記切替器の直流出力側と前記インバータ装置の直流入力側との間に直列に接続された第2の開閉手段およびフィルタリアクトルと、前記インバータ装置の直流入力側の正負両極間に接続されたフィルタコンデンサとを備え、互いに接続された前記電力変換器の直流出力端とインバータ装置の直流入力端との負極側を接地し、交流電源区間運転時には前記第1の開閉手段を閉じ、第2の開閉手段を開き、直流電源区間運転時には前記第1の開閉手段を開き、第2の開閉手段を閉じるようにして成ることを特徴とする電気車制御装置。

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