特許

J-GLOBAL ID：200903035913710901

耐欠損性のすぐれたサーメット製切削工具

発明者： 照内 清弘 ,  高岡 秀充 ,  秋山 和裕
出願人/特許権者： 三菱マテリアル株式会社
代理人 (1件)： 富田 和夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-091620
公開番号（公開出願番号）：特開平8-257810
出願日： 1995年03月24日
公開日（公表日）： 1996年10月08日
要約：

【要約】【目的】 耐欠損性のすぐれたサーメット製切削工具を提供する。【構成】 切削工具を構成するサーメットが、容量%で、TiN,TiCN、および(Ti,W,Ta)CNのうちの1種以上で構成された単相硬質相:3〜50%、(Ti,W,Ta)CNからなる有芯構造硬質相:50〜95%、Coおよび/またはNiを主成分とする結合相および不可避不純物:残り、からなる組成を有し、上記有芯構造硬質相を、組成式:(Ti1-a-b Wa Tab )m (C1-x Nx )n で表わした場合、a:0.02〜0.2、b:0.02〜0.2、x:0.1〜0.6、n/m:0.8〜1.2を満足し、かつ上記有芯構造硬質相に転位が存在し、さらに上記(Ti,W,Ta)CNは必要に応じてNbおよび/またはMoを含有するサーメットからなる。

請求項（抜粋）：

窒化チタン、炭窒化チタン、およびTiとWとTaの複合炭窒化物のうちの1種以上で構成された単相硬質相:3〜50容量%、有芯構造硬質相:40〜95容量%、Coおよび/またはNiを主成分とする結合相および不可避不純物:残り、からなる組成を有し、上記有芯構造硬質相が、TiとWとTaの複合炭窒化物からなると共に、これを組成式:(Ti1-a-b Wa Tab )m (C1-x Nx )nで表わした場合、原子比で、a:0.02〜0.2、 b:0.02〜0.2、x:0.1〜0.6、 n/m:0.8〜1.2、を満足し、かつ、上記有芯構造硬質相には、転位が存在するサーメットで構成したことを特徴とする耐欠損性のすぐれたサーメット製切削工具。

IPC (3件)：

B23B 27/14 ,  B32B 18/00 ,  C22C 29/04

FI (3件)：

B23B 27/14 B ,  B32B 18/00 A ,  C22C 29/04 B